お花を10倍咲かせるマル秘テクニックとは【ガーデニング初心者必見】
お花がモリモリ咲いている庭に憧れる、SNSで有名な方はどうしてあんなに満開にできるのだろう?
そんなお悩み解決します。
プロや上級者が行っているガーデニングの作業には、植え付け時に咲いているお花を全て切ってしまう摘芯という作業や、満開後にバッサリ半分以下に切る、切り戻しという作業をしています。
どんな作業なのか、具体的に紹介します。難しいものでもなく、ほんのひと手間数分で終わる作業です。
花数を増やすメカニズムを知ろう
ほとんどのお花は茎の先端にしかお花を咲かせません。それならば茎の数を増やせばお花の数は増える。
茎の数を増やすには茎の先端をカットすると脇芽が出てきて茎が分岐し2倍のお花が咲きます。
放置した状態ですと、先端だけお花が咲いて伸び放題に乱れていきますが、自然分岐する品種もあります。
しかしほんの数分のひと手間で人工的にお花の数を増やすことは可能なのがプロのテクニックです。
植え付け時は摘芯
春のガーデニングシーズンでペチュニアやカリブラコアを購入してくるとお花がすでについていますし、中には茎が伸びているものもあります。
植え付け時に、咲いているお花や全ての茎の先端をカットするのが摘芯という作業。
この作業後にはお花がなくなりますが、その分株が成長し、お花が咲く茎が脇芽から分岐して咲くので、咲きだせば2倍以上のお花が咲くのが摘芯の効果。
とても勇気がいりますがその後のお花のモリモリを楽しむなら実践したい作業です。
切り戻しでお花は10倍に
摘芯したお花が満開を過ぎたころ、切り戻しという作業をします。この作業は伸びた茎の半分くらいをバッサリと切り落としてしまう作業です。
葉っぱだけの丸坊主になりますが、次の満開時には10倍お花の数が増えます。
プロや上級者はこの作業を繰り返しているので年間何度も満開でまとまったお花になっています。
摘芯、切り戻しからの開花の目安は3週間
摘芯や切り戻しをするとその後お花が次に咲くのは、成長期で3週間近くかかります。その間葉っぱだけの状態になるのでご注意くださいね。
成長期が終わりかけのお花、春だけのお花は今切ると次の満開時には成長適温じゃなくなりお花は咲きません。
むやみに切るものでもないと覚えておきましょう。
摘芯と切り戻しは成長期以外は禁止です
お花には成長期、花期がありますが、今から成長期に入るペチュニアカリブラコアなどは摘芯して、初夏に満開を迎えた後に切り戻しても問題ないです。
しかし、成長期が終わる春から初夏のお花、例えばビオラなどは今切り戻せば次に咲くころには成長適温が終わっていてもう咲かないまま終わります。
判断はお好みで
摘芯や切り戻しの情報を見てむやみやたらに切るのもおすすめしません。
植えたての今のいい時期のお花をボチボチ楽しみたいなら切らないのも園芸の楽しみ方と思います。
まとめ
お花を10倍モリモリに咲かせたいなら摘芯、切り戻しというテクニックが必要だという事は知っておいて損はないです。
ただし、切れば3週間はお花は咲きません。切ったら3週間後に2倍のお花は咲きます。
どちらを選ぶかも個人の方針でいいと思いますし、無理に切り戻して枯らしてしまうこともあります。
少しづつ実験的に試してみるとコツがつかめると思います。