猫の『やんのかステップ』とは?その意味と実際に見られるシーンを徹底解説!
猫は時折、不思議でおもしろい行動を見せてくれます。そのなかでも今回紹介したいのは、猫の「やんのかステップ」です。
猫の「やんのかステップ」とはなにか?どんなときにステップをするのか?詳しく紹介していきます。
1.猫の「やんのかステップ」とは?
「やんのかステップ」とは、猫が興奮したり、警戒したりしている時にとる特徴的な動きのことです。
背中を高く丸めながら毛を逆立てて、4つ足でピョンピョン跳ねることで自分を大きく見せようとしています。
人間から見るとコミカルで愛らしく感じられ、思わずクスっとしてしまいますが、猫にとっては重要な意味を持つコミュニケーション方法の一つなのです。
2.猫は「やんのかステップ」をどんなときにする?
「やんのかステップ」は、猫が興奮している状態や、相手に対して警告を発しているときに見られます。
外で暮らす猫の場合は、獲物を捕まえる直前や、縄張りを守るために他の猫と対峙するときなど。
家猫の場合は遊びの最中や、飼い主やほかの同居猫に対して恐怖や驚きを感じたときに見られることが多く、本気の警告として表れます。
3.猫が「やんのかステップ」をしているときの対処法は?
猫が「やんのかステップ」をしているときは、基本的に興奮状態にあるため手を出さず落ち着くまで見守ってください。
大きな音は出さず、無理に構おうともせず、とにかく猫が通常モードになるまで待ちます。
興奮状態の猫に手を出すのは、非常に危険です。普段はかわいらしい猫ですが、興奮状態となると「小さなライオン」へと変貌します。
みみず腫れができるほどの引っ掻きや、跡が消えないほどの強い力で噛みついてくることもあるでしょう。ちなみにわたしはケンカの仲裁をしたときに、思い切り噛みつかれて今でもしっかり跡が残っています…。
猫は自己防衛のために攻撃をしたので、ケガをしたとしても、悪いのは飼い主です。自分を守るためにも「やんのかステップ」の猫には、手を出さないようにしましょう。
4.まとめ
「やんのかステップ」は猫の恐怖や警告を表現する、猫にとっては非常に重要な動作です。一見コミカルに見えますが、猫からしたら身を守ろうとする「必死な状態」なんですね。
猫同士の対面時や、遊びの延長など、様々な猫のビックリシーンで見られますが、くれぐれもやんのかモードの猫にちょっかいを出すのはやめてくださいね!大けがしてしまいますから…。