2試合続けて魔球で翻弄◆大統領の前で新記録◆サヨナラ本塁打でサイクル達成…【6月18日のMLB】
◆2017年6月18日
コロラド・ロッキーズのノーラン・アレナードが、サヨナラ本塁打でサイクル・ヒットを達成する。史上5人目。逆転サヨナラ本塁打は初めて(他は同点からのサヨナラ本塁打)。それについては「「サイクルヒット&サヨナラ本塁打」はアレナードが史上6人目。ただし、サヨナラ本塁打で達成は5人目」で書いた。
◆2012年6月18日
ニューヨーク・メッツのR.A.ディッキーが、被安打1の完投を2試合続ける。6月13日は1回裏、この日は5回表にシングル・ヒットを1本打たれただけ。2試合連続の1安打完投は、1988年9月24日と30日のデーブ・スティーブ以来。スティーブが2試合とも完封(被安打4本の9月18日を含めると3連続完封)だったのに対し、ディッキーはどちらも自責点0ながら、6月13日は1失点。9回裏に三塁手の失策と2つのパスボールで1死三塁となった後、内野ゴロの間に生還された。ナックルボーラーのディッキーは、この年、リーグ2位の防御率2.73と20勝、1位の230奪三振を記録し、サイ・ヤング賞を受賞した。
◆2010年6月18日
ワシントン・ナショナルズのスティーブン・ストラスバーグが、メジャーデビューから3登板で奪った三振の合計記録を塗り替える。それまで最も多かったJ.R.リチャードの29奪三振に対し、ストラスバーグは32奪三振。リチャードは、1971年9月5日に15奪三振、11日に5奪三振、16日に9奪三振。ストラスバーグは、6月8日の14奪三振と13日の8奪三振に続き、この日は10三振を奪った。ナショナルズ・パークで行われたこの試合は、バラク・オバマ大統領が2人の娘とともに観戦。シカゴ・ホワイトソックスが11回表に1点を挙げて2対1で勝利を収めたが、ホワイトソックスのファンであるオバマはそれを見届けることなく、延長戦に入る前に球場を去った。
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