雨だ 保育園何着てく?現役保育士が選ぶ雨の日の注意7つ「外遊び長靴でコケる」「お着換えぐっしょり」
現役保育士(幼保英検1級)です。
雨の日の保育園への送迎、気が重いですよね。
保育園に着ていくものから準備まで、保育士目線でおすすめしたい対策を7つ紹介していきます。
長靴にするかかは慎重に
長靴。子どもも履いて楽しいし、親としても子どもの長靴姿はとてもかわいいので、ついおすすめしてしまいますよね。
保育園への登園時も好きな長靴で、雨の日の登園を楽しいものにしてほしいと保育士の筆者も思います。
一方、登園後に雨が止む可能性がある日は要注意です。
保育士たちは、園児たちにはできるだけ毎日外遊びで日光浴をしたり、運動をしてほしいと思っています。
このため、雨がやみ次第、帽子と靴を持って園庭へということがよくありますよ。
保育園に置き靴をする保育園以外では、朝長靴を履いてきてしまうと、外遊びも長靴になってしまうため、子供たちは走りにくそう。
転んでしまう原因にもなるため、玄関で運動靴に差し替えるなどしておくのがおすすめです。
子どもを預けて仕事に行くと、保育園での子どもの生活が予測しにくくなるのか、晴れの日でも長靴で登園をして、そのまま長靴で散歩に行くことになっている子も少なくありません。
要注意です。
お着換えぐっしょり
雨の日、「お着替えまで濡れてしまいましたー」と言い、お着替えを保育士に手渡しつつ子どもの引き渡しとなる保護者の方、意外と多いです。
雨で濡れてしまったお着換え、お預かりした後、保育室内のハンガーなどにかけて干しておきますが、お着換えの時間までに乾ききるかは微妙なところです。
お着換えが入っているリュックをビニール袋などで防御しながら登園するのがよさそうですよ。
あえて言わなくても・・「”雨のため”休みます」
保育園をお休みする場合、理由に関わらず保育園に連絡を入れると思います。
在宅勤務などの場合、雨の中保育園まで登園する手間を考えると、自宅保育の方が楽だと判断することもありますよね。
そんなときの欠席連絡ではわざわざ「雨のため休みます」と言わなくても、「自宅保育のため休みます」で大丈夫ですよ。
在宅勤務などなく、雨だろうが、雪だろうが、コロナ禍だろうが出勤するしかない保育士たち。
ついつい「りっちゃん、雨でお休みできていいなー」などと口をついて出てしまうことがあるのは事実です。
雨の日だけベビーカーも
普段は自転車で登園していても、雨の日は大変なのでベビーカーで登園したいという場合も多いですよね。
子どもにレインコートを着せて自転車に乗ってもらうより、カバーをかけたベビーカーで移動したほうが、保育園の玄関先での支度が楽です。
混雑する登園時間帯に、玄関先でレインコートを脱がせるのはなかなか大変ですよね。
多くの保育園では、登園から降園まで園内に自動車を停めておくことは禁止していると思いますが、ベビーカーならOKな場合も多いです。
躊躇せずに保育園に聞いてみてくださいね。
フード付きレインコートはOK?
冬のコートやトレーナーなど、フード付きの服は基本的にNGとしている保育園が多いです。
理由は、遊具などに引っかかって首がしまってしまうことを防ぐためです。
レインコートは保育中には着ない保育園であれば、登園時は着てきてもOKでしょう。
不安があれば保育園の先生に確認してみてくださいね。
靴下を子どものカバンに入れておく
置き靴をしない保育園の場合は、登園時に履いてきた靴と靴下を降園時も履いて帰ります。
朝のうちに雨が上がって外遊びをした場合、勢い余って水たまりに入ってしまうことも。
保育士も帰りにも履く靴が濡れないように、水たまりのない公園を選んだり、水たまりに入らないように注意を促したりと気を付けていますが、どうしても止められないことも・・
万が一に備え、常時、予備の靴下を子どものカバンに入れておくことをおすすめしたいです。
制作物を入れる袋をカバンに入れておく
1日中雨が降り続く日は、保育士も室内でもできて子供たちが楽しめる遊びを考えるのに必死。
そんな雨の日に多い活動のひとつが制作遊びです。
絵具やクレヨンでのお絵描きのほか、紙皿を使ったフリスビーや紙コップけん玉、廃材を使った車など、雨の日はその日に作った作品を持って帰ることが多くなりがちです。
特に歩きや自転車の場合、作品を濡らさずに持って帰るのが大変なので、大きめのビニール袋を常時リュックに入れておくのがおすすめです。
制作物の持ち帰りもできるように、リュックを買うときは多少大きめのものを選んでもよいですね。
まとめ
雨の日の保育園。
保育園に着ていくものから準備まで、保育士目線でおすすめしたい対策を7つ紹介してきました。
雨の日の登園は特に大変ですが、保育士たちも雨でも楽しめる活動をあの手この手で一生懸命準備して待っています。
楽しみにしながら登園してくださいね。