ペットボトルのキャップで樹脂製サンダルを修理!ベルトのリベットをボトルのフタで再生する方法
クロックスに代表される樹脂製サンダルは稀にベルトのリベットが取れてしまう事があります。
特にディスカウントストアで売っているような安い樹脂製サンダルはベルトが壊れやすいんですよね。
ネットショップでは修理用のリベットパーツも売られていますが、安いサンダルにお金をかけるのは勿体ない。
そこで、ペットボトルのキャップと結束バンドで修理する方法を紹介します。
ペットボトルのキャップ
ペットボトルのキャップには色や材質に違いがあるのですが、今回は修理するリベットの色に合わせて黒色と白色のフタを使いました。
サンダル内側のリベットは目立たない場所なので白色のフタを使います。
キャップの加工
使用する工具は、いつもキャンプで使用しているオピネル ナイフ一本です。
まずは、黒色のキャップの中心に穴をあけます。
ナイフの先端をグリグリと回転させて、キリのように使います。
穴の大きさは結束バンド2本分が通るくらいで良いでしょう。
このキャップはサンダル外側に取り付けるパーツになります。
次にサンダル内側のパーツになる白色のキャップにも穴をあけます。
こちらは2か所に穴をあけます。
そして、キャップの側面にナイフで切れ目を入れて円形に くり抜きます。
このパーツをリベットがハマっていたベルトの溝に入れるのですが、そのままでは大き過ぎます。
なので、更にナイフでカットします。
これで外側パーツが溝にハマりました。
キャップがPE素材だと柔らかいので切りやすいです。
白色のキャップも同様にナイフで円形にカットします。
これが内側パーツになります。
結束バンドで固定
まず、黒色の外側パーツに結束バンドを通します。
次にベルトの穴 → サンダルの穴 → 内側パーツの穴 の順番に結束バンドを通します。
あとは、内側パーツの もう片方の穴に通して折り返して外側パーツまで戻します。
最後にベルトを締めたら完了です。
ここで注意点があります。
それは、結束バンドを力いっぱい締めない事です。
締め過ぎるとベルトがスムーズに動かなくなりますからね。
横から見ると結束バンドの頭が出っ張っていますが、それほど気になりません。
ベルトの動きをチェックしてみます。
スムーズに動きます。
内側パーツの白色も違和感はありません。
ただ、ベルトを強く引っ張ると外側パーツがリベットの溝からハミ出てしまいました。
この対策として、内側パーツの2つ穴の間隔を広げる事でリベットの芯の直径に近づける事が出来るでしょう。
最後に
キャップをカットする際は、ナイフで怪我をする恐れがあるので用心して下さい。
もし、キャンプ旅でサンダルのベルトが取れてしまっても結束バンドとキャップがあればすぐに修理できますので、ご参考までに。