最大50%割引!「北陸応援割」で訪ねたい新潟・福井・富山の温泉地5選
能登半島地震の影響により落ち込んだ北陸4県の観光需要の回復を図るため、「北陸応援割」がまもなくスタートする。旅行代金が最大50%も支援されるので、この機に北陸を訪ねて、売上減に悩む温泉地を盛り上げたいところだ。
まず制度の概要を押さえておこう。
(対象期間)
2024年3月16日から4月26日の宿泊分まで
(予約開始日)
北陸応援割の予約は、富山・福井・新潟の3県は2024年3月8日から、石川県は3月12日から受付をスタート。
(補助率)
旅行・宿泊料金の最大50%(泊/人)
(上限額)
・宿泊単体商品・交通付宿泊旅行商品(1泊)2万円
・交通付宿泊旅行商品(2泊以上)3万円
・周遊型旅行商品(宿泊地が2県以上)3.5万円
※ビジネス利用は対象外
※3月5日現在の情報なので詳細は各県の特設サイトを参考にしてほしい
・石川県(外部リンク)
・新潟県(外部リンク)
・福井県(外部リンク)
・富山県(外部リンク)
北陸のおすすめの温泉地
今回は3月8日(金)から、いち早く予約受付がスタートする新潟、福井、富山の温泉地を5カ所紹介したい(石川県の温泉地は別の機会に紹介したい)。
宇奈月温泉(富山県)
黒部峡谷の玄関口に位置する温泉地。旅館などが立ち並ぶ温泉街には日帰り温泉や足湯、美術館、遊歩道などが整備され、散策も楽しめる。春の息吹が感じられる黒部峡谷の大自然に癒やされたい。
芦原温泉(福井県)
福井県最大の温泉街を擁し、「関西の奥座敷」と呼ばれる温泉地。田園地帯に旅館が並ぶ温泉街には、多くの文人墨客が訪れてきた。2024年3月16日には北陸新幹線が延伸し、芦原温泉駅にも新幹線が停まるように。特に関東地方からのアクセスがグンと便利になる。
赤倉温泉(新潟県)
妙高山の中腹に位置する温泉地で、明治以降スキーリゾートとしても栄えてきた。素朴な民宿から老舗旅館、高級リゾートホテルまで宿泊施設のバリエーションも豊かで、ひとり旅でも選択肢は多い。湯量豊富で源泉かけ流しの湯宿がほとんどだ。
松之山温泉(新潟県)
有馬温泉、草津温泉と並び「日本三大薬湯」と呼ばれる温泉地で、冬季は豪雪地帯としても知られる。山の中にもかかわらず濃厚な塩化物泉が湧く。塩化物泉は「熱の湯」と呼ばれ、体がぽかぽかと温まる。温泉街の中心にある鷹の湯では、気軽に日帰り入浴が楽しめる。
栃尾又温泉(新潟県)
3軒の宿が寄り添うように建つ小さな温泉地。3軒とも湯治対応の宿なので、素朴な雰囲気を好む人におすすめ。基本的にはどの宿でも、宿泊した人のみが入浴できる共同浴場を利用する。約36度の源泉は湯との境界があいまいになる不感温度。1時間は平気で入浴していられる。ぬる湯に長くつかっていると、体の芯まで温まる。