「ドラゴンボールDAIMA」 ヤムチャ役の古谷徹が降板 流れで避けられず #専門家のまとめ
11日から放送予定のアニメ「ドラゴンボールDAIMA」(フジテレビ系)で、シリーズで長年にわたってヤムチャの声を担当した古谷徹さんの降板が、アニメの公式サイトと声優事務所の青二プロダクションから発表されました。経緯を振り返りながら背景について考えてみます。
ココがポイント
エキスパートの補足・見解
報道で不倫が発覚後、古谷さんが担当する声優の降板は、アニメ「名探偵コナン」の安室透役、「ワンピース」のサボ役ですでに発表済み。注目の新作ゲーム「メタファー:リファンタジオ」(10月11日発売予定)でも古谷さんは降板しています。
一連の流れを考えると「ドラゴンボールDAIMA」での交代は避けられないと言えます。仮に続投をすれば、かえって目立つのです。そして不倫を嫌気するアニメファン……特に女性陣(ファミリー層)からの反発が容易に推測できます。また古谷さんの年齢もあり、交代の判断に傾くのでしょう。
特に「ドラゴンボール」は原作者の鳥山明さんが亡くなったばかり。ファンに嫌気されるようなトラブルは少しでも遠ざけ、「ドラゴンボールDAIMA」はビジネス的にぜひ成功させたいところ。今回の発表も、最低限の事実関係のみにとどめています。
なお「ワンピース」サボ役の後任は入野自由さんが担当し、実際に好評でした。声優の交代は発表時にかなり騒がれる一方で、放送時の反応は、違和感がなければ落ち着く傾向にあります。次は「ドラゴンボールDAIMA」の放送時、ヤムチャ役の後任である鈴木崚汰さんの演技に注目が集まりそうです。