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【元住設メーカー勤務】危険だからやめて!換気扇掃除でやってはいけないNG掃除法3選

シンプリストうた暮らし研究家

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換気扇掃除に関して、様々な掃除法がありますが、独断で進めては危険な場合も。

この記事では、元住設メーカー勤務の暮らし研究家が、「換気扇掃除」でやってはいけないNG掃除法3つを解説していきます。

1.換気扇部材のオキシ漬け

ガンコな汚れも放置するだけでラクして落とせると主婦からの人気が高い「オキシクリーン」を使った浸け置き掃除ですが、金属全般使用はNGなので、換気扇部材にはお使いいただけません。サビや変色、剥がれなどの換気扇部材の寿命を縮めてしまう原因にもなってしまいます。

浸け置き掃除をする場合には、「換気扇部材の素材に適した洗剤」をお選びください。食器洗い用の中性洗剤をお湯で薄めるだけでも効果的ですよ。

2.分解掃除

取り扱い説明書に書かれていない分解掃除は専門業者以外が触るのはNGです。一般家庭でできるのは「シロッコファン」と呼ばれる回転部分を掃除するところまで。電気が通ってる部分を触ると感電や故障の原因にもなるので大変危険です。

安全に使える換気扇の寿命は約10年~15年ほどなので、汚れが気になるのであれば分解掃除でなく潔く取り替えてしまった方が安心安全ですよ。

3.予防掃除でラップを貼ること

予防掃除で換気扇の表面に食品用ラップを貼って予防掃除をする人がいますが、コンロ周りに燃えやすいものを置くことは絶対におやめください。

料理中は換気扇も高温になることがあるため、食品用ラップが溶けてしまう可能性も。また、万が一コンロに落ちてきたら思わぬ事故が発生してしまうこともあります。

換気扇の表面は100均などでも販売されている「過炭酸ナトリウムスプレー」で掃除をするとガンコな油汚れもすぐに落とすことができますよ。

独自の方法でやると「うっかり」では済まされない!

整理や片づけに関しては安全上支障がなければ「独自の方法」でもよしとされている部分が大きいですが、住宅設備機器の掃除に関してはNGです。

とくにキッチンの換気扇は、電気とつながっている「機械」かつ火を扱う場所なので、間違った方法は「うっかり」では済まされないことも。根拠のないSNSなどの情報は過信せずに、メーカー側の取り扱い説明に従って掃除をすることを推奨します。

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

※記事内容は個人の感想や見解を含みます。

暮らし研究家

「明日の自分をちょっとラクにしてくれる」を元に暮らしの情報を発信中です。得意分野は、片づけ、整理収納、インテリア、ライフスタイル、防災、アイテム紹介など。夫と小学生2人の4人暮らしで2LDK賃貸住まい。引っ越し経験10回の転勤族の妻でもあり、10年間の都会暮らしを経て現在は田舎暮らしをしています。

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