【佐賀市】朝引き鶏のとりワサ、焼き鳥、鶏釜飯…シンプルに“安くてうまい!”地鶏専門店。
お手頃で、ヘルシーで、部位もさまざまな鶏肉。食卓にも欠かせない存在ですが、「とにかく鶏料理を満喫したい!」と言うとき。ぴったりのお店があります。
「ぢどりや 焔」
佐賀市鍋島3丁目。医大東通り沿いのビルの1階にあります。意外と鶏メインの外食って珍しいかも…テイクアウトや定食などで唐揚げはよく食べますが、他はなんとなく準主役ポジションだった鶏肉料理。どんなものがあるかな?とワクワク。
店の入口横にある歩行者通路手前に2台ほど横付けできますが、ビルの裏にある「佐賀銀行 佐賀医大前支店」の駐車場も利用できるとのことで、そちらを利用しました。
入ってすぐ、右側のカウンター席は畳に座布団、足元は掘りごたつで寛ぎやすい造りになっています。通路挟んで向かいに座敷席が3卓あります。
この日は月曜日の夜。居酒屋が1番落ち着いている日なのでは?と思いますが、開店早々、続々とお客さんが。
店内にはところどころに立派な掛け軸があります。なんと、書いたのは店員さん!お店に行った際は、ぜひ探してみてください♪店内はたくさんのお客さんで賑わっているものの落ち着いた雰囲気で、ゆっくりと呑みたい方にもおすすめ。
焼き、茹で、蒸し、揚げ…鶏尽くしで種類豊富!
メニュー表を開くと…しょっぱなからインパクト大!な、もも焼きの山!看板商品だそうです。そしてこちらも珍しい、地鶏しゃぶしゃぶ…前日までの予約が必要です。
串ものは鉄板ですね!いっぴんものは鶏メインというより、箸休めにちょうど良い軽めのメニューが揃っています。
そして、いっぴんおつまみ、あげもの。鶏料理が多いですがこちらも種類様々。締めのご飯・麺類もありました。
とにかく鮮度にこだわり、こだわり尽くした地鶏店。
佐賀県産鶏、さつま鶏、ありた鶏などを日に応じて仕入れています。
メニュー表には「炭火でじっくり丁寧に焼くため、ご提供までにお時間がかかります」とのメッセージがありました。
“炭火でじっくり丁寧に”このフレーズだけで期待と安心感!こういった言葉添えがあるだけで、料理が来るまでの時間の感じ方が変わりますよね♪
鶏料理のメニューのみ、抜粋してご紹介します。
最初はやっぱり串!ということで甘めのタレが絡んだパリパリの「とり皮串(143円)」。
こちらは「すき身巻き(せせりの大葉和え)」(198円)。
程よいコリコリ感もあり、肉厚感も感じられるせせり。練りこまれた大葉がアクセントになっています。“すき身”はせせりの別名。
「とりハラミの唐揚げ」(550円)。
大きめの一口を頬張った瞬間、ガツン!と効いたにんにくの風味と肉汁でいっぱいに。鶏肉でいうハラミとは、もも肉近くにある腹筋部分にあたるそうですが、食べてみると予想以上にジューシー!さらにそれを揚げているわけですが、脂のしつこさはなく。調べたところ、引き締まった部位かと思いきや、正確には“ホルモン”として分類される部位だそうです。
そして来ました!「朝引き鶏のとりワサ」(638円)。
しっとり、ねっとりとした食感。肉の甘みを味わいつつ、わさびでパンチを…なかなか味わうことのない鳥刺し。さっぱりとこってり、どちらの表現も合う、不思議で贅沢な一品です。ここに来たからにはぜひ味わってほしいメニューの1つです。
何だか既視感…?上の「とりハラミの唐揚げ」と似ていますがまた別物。
「青のり風味のあんかけとり天」(638円)です。こちらは身をしっかり味わえる一品。青のりと鶏もまた合うんですよね~。
「自家製月見つくね」(330円)。
焼き目がつくほどしっかり焼いているのに、中はやわらかジューシー!
そしてそして…密かに温め続けていた「とり釜めし」(825円)。オーダーから炊き上がりまで少し時間がかかるので、頼むと決めている方は最初に注文するのがベスト。運ばれてきてから20分じっくりと火を通したあとは、一度開けてかき混ぜ、さらに2分蒸らします。
あけると、ほわほわと湯気が…そして香りが!
お焦げもばっちり。お米の色を見ても、味わってみても、調味料は控えめに使われているはずなのに、こんなに風味豊かで味わい深い釜めしになるとは。こだわり抜かれた鶏肉から出る出汁はやはり絶品です!
他にいくつか一品ものを頼み、お酒をしっかり飲んでも、1人4000円行かないくらいでした。同じ鶏肉でも、それぞれの部位や調理方法で全く違う食感や味を楽しめて大満足です。
本格地鶏料理を思いきり堪能したい方、ぜひ行かれてみてください!
【店舗情報】
店名:ぢどりや 焔
場所:佐賀市鍋島3‐5‐15 コスモ壱番館101
電話番号:0952‐33‐1344
営業時間:18:00~24:00
定休日:不定休
駐車場:有
URL:公式ホームページ