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【大阪市】「いづも福島本店」で贅沢体験! 活鰻猛り焼きで一尾丸ごとの鰻を楽しむ

sigepandaパンダライター・イラストレーター(大阪市)
香ばしいうなぎ

丼の上に大きな鰻とフワフワの卵焼きがのった「そびえる鰻玉丼」が名物の「いづも福島本店」が、2軒先に移転し、2024年4月30日(火)にグランドオープン。

いづも福島本店
いづも福島本店

一足先に内覧会で、新たに数量限定で登場した「活鰻猛り焼き(かつまん たけりやき)」を味わってきました。

うなぎ一尾をすべて味わう「活鰻」

新メニューの「活鰻猛り焼き」は、鰻を余すことなく味わう日本の食文化を、お店で体験できると言うもの。

「活鰻」に使用するのは、全国でも有数の養殖うなぎの産地・愛知県三河一色産のうなぎ丸ごと一尾です。

「活鰻」に使用するうなぎ
「活鰻」に使用するうなぎ

矢作川の清流水を使用し、天然に近い環境で育ったうなぎは、良質な脂のりと柔らかい皮が特徴。使用するうなぎは、まず生きたままお客様に披露。この時点では、桶の中で元気よく動き回っていました。

このあと、お店でさばかれ、白焼き、肝焼き、ヒレの唐揚げや骨煎餅など、余すことなく調理して提供されます。

活鰻のメニューは2種類

「活鰻」のメニューは2種類。「活鰻猛り焼き(かつまん たけりやき)」(4,389円)と、猛り焼きにうな丼用のどんぶりご飯がついた「猛り焼き丼」(4,829円)です。活鰻は1日4食限定なので、絶対食べたい場合は予約がベター。

特注の釜で炊く、タレ入りの釜だきご飯
特注の釜で炊く、タレ入りの釜だきご飯

「猛り焼き丼」(4,829円)のご飯はたっぷり300グラム。タレを含ませて炊いた土鍋ご飯は、しっかりとご飯の粒がたって甘辛く、これだけでもごちそう。

お米は会津のコシヒカリを使用。甘みが強くモチモチした食感が特徴で、うなぎとも良く合います。

うなぎをさばく所からスタート

「活鰻猛り焼き」はまず、うなぎをさばくところから。新鮮なうなぎはとても元気。

調理する前にさばくので新鮮
調理する前にさばくので新鮮

さばき終わると串を打ち、炭火でじっくりと焼いていきます。

肉厚な身です
肉厚な身です

いい具合に焼き色が
いい具合に焼き色が

使用する炭は、火力と遠赤外線効果を持つオガ炭と備長炭をブレンド。しっかりとした焼き目と、炭の香りが食欲をそそります。

七輪が登場

うなぎの焼きを待つ間、テーブルには七輪が登場。先ほどさばいたばかりのキモを、あぶりながらいただきます。

鰻のキモ。あぶって、タレ(左)をつけていただく
鰻のキモ。あぶって、タレ(左)をつけていただく

「えんがわの唐揚げ」カレー風味で、サックリ軽い食感がたまらない
「えんがわの唐揚げ」カレー風味で、サックリ軽い食感がたまらない

ほかにも、先ほどのうなぎからとれた部位を使用した骨煎餅や、えんがわの唐揚げなどが、つぎつぎと提供されます。

「お味くじ」つきの箸
「お味くじ」つきの箸

忘れちゃいけない、ユニークなお箸もお楽しみ。こちら一膳ずつ「お味くじ」に包まれているんです。出てきた運勢に、盛り上がることまちがいなしです。

やった〜!「大吉」
やった〜!「大吉」

白焼きの楽しみ方

そして、いよいよメインの白焼きが登場。一尾分ですので、けっこうなボリューム。1〜2人前といったところでしょうか。

白焼きが登場
白焼きが登場

味付けは別添えのタレもいいですが、最初は白焼きに塩やワサビを添えてがオススメ。うなぎそのもののうま味を味わったら、七輪で軽くあぶってタレを少々。味変を楽しみましょう。

七輪で白焼きをあぶる。結構楽しい
七輪で白焼きをあぶる。結構楽しい

自分好みのうな丼も

「猛り焼き丼」を注文した場合は、うな丼も味わえます。白焼きを七輪であぶって、タレをつけて、ご飯の上にドン! さぁ、自分好みのうな丼が完成です。

あぶりたての香りがたまりません
あぶりたての香りがたまりません

ご飯はタレで炊き込んであるため、うなぎのタレは少し控えた方がより楽しめそう。そのあたりはお好みでどうぞ。

アップもどうぞ
アップもどうぞ

一尾まるごとを使用する「活鰻猛り焼き」はとってもボリューミー。

2〜3人でシェアしながら、他のメニューを楽しむのも、いいかもしれませんね。

「うつまみ」で一杯

同店は、うなぎを使用したおつまみ「うつまみ」も充実しています。

「サクふわ鰻串天」(1本 495円)は、しっかりした味付けでおつまみにもピッタリ
「サクふわ鰻串天」(1本 495円)は、しっかりした味付けでおつまみにもピッタリ

「活鰻」でも出てくる「鰻骨煎餅」(396円)や「鰻えんがわの唐揚げ」(495円)のほかに、ほかでは見かけない「鰻タタキ」(3,069円)も。

「鰻タタキ」(3,069円)は、皮をはいだ部位(下)と、あぶった皮付きの部位(上)で、食感の違いも楽しめる
「鰻タタキ」(3,069円)は、皮をはいだ部位(下)と、あぶった皮付きの部位(上)で、食感の違いも楽しめる

「鰻タタキ」には、血抜きをして5日間熟成したうなぎを使用。低温処理した後に、バーナーで香ばしくあぶって提供しています。うなぎそのものの味が楽しめる珍メニュー、ぜひ味わってみてくださいね。

鰻のためのドリンク

うなぎに合うドリンクもスタンバイ。南国の柑橘類のさわやかな香味が味わえるクラフトジン「波ノ上人」(769円)や、3種の茶葉を使用した「UMACHAハイ」(1,188円)など、個性的なメニューがそろいます。

(左から)「黄金烏龍ハイ」、「茉莉緑茶ハイ」、「台湾鉄観音ハイ」(各1,188円)
(左から)「黄金烏龍ハイ」、「茉莉緑茶ハイ」、「台湾鉄観音ハイ」(各1,188円)

お茶の風味で口の中をさっぱりできる「UMACHAハイ」は、2〜3杯分入ったボトルで提供されます。ボトルはそのままお持ち帰りOK。

「鰻のためのハイボール」(494円)。緑色のつぶは山椒
「鰻のためのハイボール」(494円)。緑色のつぶは山椒

さっぱり飲める「鰻のためのハイボール」(494円)は、アップルバーボンのやさしい甘さと、上にふりかけられた山椒の風味がうなぎに良く合います。

うなぎを普段使いに

落ち着いた雰囲気の2階席
落ち着いた雰囲気の2階席

同店の席数は、1階にカウンター5席を含む15席。2階にも26席あり、サクッとカウンター飲みのほか、ゆっくり飲みたい時にも使えます。

うなぎと言えば高級品のイメージですが、こちらでは丼やおつまみなど気軽に味わえます。一尾まるごとを味わう「活鰻」はもちろん、さまざまなうなぎ料理との出会いを楽しんでみてくださいね。

※表示の価格はすべて税込です

取材協力:いづも福島本店

<活鰻と鰻の蒲の穂焼き 牛タン 馬刺し いづも 福島本店>
住所:大阪府大阪市福島区福島5-12-18
電話:06-6459-7527
営業時間:
ランチ11:00~15:00(LO 14:30)
ディナー 17時~23時
(LO フード22:00、ドリンク22:30)
公式インスタグラム

パンダライター・イラストレーター(大阪市)

パンダ好きのライター。アドベンの明浜・優浜の名付け親。日本パンダ保護協会会員。パンダ団子を食べ、パンダのうんこの香りを嗅いだ人間です。撮影には一眼レフを使用。

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