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【大阪市】中之島美術館・ミュゼカラト限定メニュー! TRIO展のフォトジェニックタルトで芸術の秋

sigepandaパンダライター・イラストレーター(大阪市)
「庭園に広がる洋梨のタルト」2,200円(税込)

フォトジェニックなスイーツで芸術の秋を感じたい。そんな気持ちを満たしてくれるスイーツが大阪中之島美術館1階にあるカフェレストラン ミュゼカラトで、12月8日(日)まで、提供されています。

その名も「庭園に広がる洋梨のタルト」。もうなんか名前からしてステキ。しかも、1日10食限定なんです。

コラボで生まれたスイーツ

こちらは、菓子・料理研究家の山本ゆりこさんとミュゼカラト、大阪中之島美術館のコラボスイーツプロジェクトからうまれた、中之島美術館で開催中のTRIO展の作品をイメージしたタルト。

ちょっと変わったビジュアル。お皿の下には透明な器があり、宙に浮いたかのようになっていて、写真映えしそう。

そしてお皿の上には、TRIO展で展示されている作品からインスパイアされたスイーツがちりばめられているのです。

モチーフとなった3作品

モチーフにした作品は、ラウル・デュフィの「家と庭」、アンドレ・ボーシャンの「果物棚」、辻永の「椿と仔山羊」の3つ。

モチーフのひとつ、ラウル・デュフィの「家と庭」
モチーフのひとつ、ラウル・デュフィの「家と庭」

お皿の下の部分は、色彩の魔術師と呼ばれたフランスの画家、ラウル・デュフィの「家と庭」がモチーフ。お皿を外してみると、緑に小さな花が映えて。まさに絵画のイメージそのもの。

お皿を取るとこんな感じです
お皿を取るとこんな感じです

タルトにはアンドレ・ボーシャンの「果物棚」から、洋梨やブドウが並ぶ様子を表現。

「果物棚」アンドレ・ボーシャン
「果物棚」アンドレ・ボーシャン

タルトの上にブドウがギッシリ並んでいます
タルトの上にブドウがギッシリ並んでいます

ひときわ目立っている洋梨は、スライスしたものをシロップ漬けにして、乾燥させたものです。パリパリした食感が楽しいですよ。

ドライの洋梨
ドライの洋梨

真っ赤なソースがアクセント

お皿には、辻永の「椿と仔山羊」からは、椿をイメージした、真っ赤なソースも。こちらは、フランボワーズと洋梨のピューレできています。

タルトやアイスにからめていただくと、程よい酸味がちょっとしたアクセントに。

「椿と仔山羊」辻永
「椿と仔山羊」辻永

椿をイメージした真っ赤なソース
椿をイメージした真っ赤なソース

タルトに添えられているのは、ヤギのチーズを加えたシェーブル(フランス語でヤギのこと)のアイスです。

そして、くだものの影にかくれてわかりづらいかもしれませんが、トリオ展の名前にかけて、タルトも三角形になっています。

ぜひ、鑑賞後にご賞味を

3つの作品が鑑賞できる、開館3周年記念特別展 TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクションは12月8日(日)まで開催中。

作品のイメージから生まれたこのデザート。作品の余韻に浸りながら、優雅な時を過ごしてみませんか。

<取材協力>カフェレストラン ミュゼカラト

販売期間 2024年9月14日(土)から12月8日(日)
販売店舗 大阪中之島美術館1階 カフェレストラン ミュゼカラト
価格 2,200円(税込)
※1日限定10食
※予約不可
開館3周年記念特別展 TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション

パンダライター・イラストレーター(大阪市)

パンダ好きのライター。アドベンの明浜・優浜の名付け親。日本パンダ保護協会会員。パンダ団子を食べ、パンダのうんこの香りを嗅いだ人間です。撮影には一眼レフを使用。

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