４月２４日、福岡ソフトバンクホークス三軍は、ヤマエ久野九州アジアリーグの火の国サラマンダーズとタマホームスタジアム筑後（以下タマスタ筑後）で無観客での練習試合を行った。

【４月２４日　練習試合　タマスタ筑後】

火の国　　　　`０１０２２０１１０　７

ソフトバンク　`０００００００３０　３

＜バッテリー＞

【火】宮澤、芦谷、水野、橋詰、西島――深草、中島、有田

【ソ】佐藤琢、井崎、大城、アルメンタ――加藤晴、居谷

＜本塁打＞

【火】モタ　【ソ】石塚

＜スタメン＞

【火】４中村　９小林　３水本　７モタ　５高橋　Ｄ佐藤　６中野　２深草　８柏木

【ソ】５勝連　９早　４周東　Ｄ柳田　６小林　８川村　７荒木　２加藤晴　３佐久間

＜戦評＞

　ソフトバンクは完敗。投手陣は計８四球と精彩を欠き、打線も四回までは無安打に封じられ、チャンスもほとんど作れなかった。零封負けもよぎる中、八回裏に荒木の安打と居谷の死球で無死一、二塁とし、代打・石塚が左越え３ランを放ってＮＰＢの意地を見せた。しかし、反撃もそれが精一杯だった。（了）

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柳田悠岐「いつ呼ばれても」

　柳田悠岐外野手が実戦復帰２戦目に臨んだ。２２日の徳島インディゴソックス戦と同様に「４番ＤＨ」でスタメン出場した。

　第１打席は二回裏先頭、火の国・宮澤の１４６キロを思いっきり引っ張ってファーストゴロ。

　第２打席は四回裏２アウト走者なしで回ってきて、火の国２番手・芦谷の１４４キロを打ち上げてセンターフライ。

　第３打席は七回裏先頭で、火の国３番手・水野の変化球にバットが出てハーフスイングをとられてしまい空振り三振に倒れた。それでも、３球目には持ち味の超絶フルスイングを披露。体の状態は悪くないことをうかがわせた。

　結果は３打数無安打で交代。実戦復帰後は５打席ノーヒットとなった。

　出場後に取材に応じた柳田は「試合勘は前回（出場時）と特に変わらない。でも、バットは自分のを使いました。（徳島戦で使った）明石さんのも手元にはありますけど」と話し、さらに「怪我は大丈夫かなという感じ。いつ呼ばれてもいい」と一軍復帰への歩みは、かすかでも確実に前進しているようだった。