京成線 青砥駅のすぐ近くにある「カフェ ジョージ（Cafe Geo-ge）」は、多彩なカレーと自家製ワッフルを提供するカフェレストラン。冷たい風が吹く日に、人気メニューのカレーラーメンやかつカレーのランチを食べてきました。寒さが吹き飛ぶ美味しさです！

青砥駅から徒歩で約3分、ダイソーが入るユアエルム7番街の向かいに、カフェ ジョージがあります。白いタイルのファサードに、赤・黄色・緑色が使われた「Cafe Geo-ge」の看板が目立ち度抜群。緑色の日除け屋根の下に、ガラスドアの入口があり、気軽に入れます。

ウッディな内装の広々とした店内は、あちこちに楽しいオブジェが飾られており、映画のセットのよう。北欧のトムテやお盆を持った魔女、骸骨や鹿の頭部などのディスプレイが、物語を感じさせます。お店の方によると、クリスマス前はさらににぎやかだったそう。全部片づけると寂しいので、しばらくは一部のオブジェを残しているそうです。

瀟洒なラタンチェアのテーブルセットが置かれた店内の奥には、カウンター席もあります。グループ客の方もお一人の方も、ゆったりと過ごせますよ。

この日はランチの時間に訪れて、通常メニューの中から「カレーラーメン」（税込1,000円）を注文してみました。同行の家族は「かつカレー」（税込1,300円）をチョイス。ランチセットにはドリンクが付いており、コーヒー、ティー、レモネード、コーラの中から好きな飲み物を選べます。お手頃価格でドリンクも楽しめるのが嬉しいです。

青い模様が美しい皿付きのどんぶりで出てきたカレーラーメンは、圧巻のボリューム。太めの麺の上にたっぷりの鶏チャーシューとほうれん草、つくね、半熟卵、刻みネギが乗っており、どんぶりの縁には豪快に揚げ麺が飾り付けられています。どんぶりからはカレーのスパイシーな匂いが漂い、食欲をそそられます。

ふうふう言いながらアツアツのラーメンを口に運ぶと、スパイスの利いたカレースープにもちもちの麺がハマり、極上の美味しさ。鶏チャーシューとつくねの旨みも、ピリ辛のカレー味に良く合います。半熟卵のとろける食感がラーメンの食べ応えを盛り上げ、ほうれん草の甘みや刻みネギのシャキシャキ感が、カレースープのお味を奥深いものにしています。全部飲み干したい！冬本番の今にぴったりな、心も体も温まる一品です。

カレーラーメンに続いてすぐ出てきたカツカレーは、このお店の人気ナンバー1メニュー。グレイビーボートに欧風カレーがたっぷり入っており、白いお皿にはとんかつと半円状に盛り付けられたライス、ニンジン、ジャガイモ、ブロッコリー、ゆでたまごが並んでいます。とんかつが大きい…！

まず一口食べてみたとんかつは、外がサクサクで中身がジューシー。口の中に美味しさがじゅわっと広がります。ブイヨンと炒め玉ねぎ、スパイスを長時間煮込んで作られた欧風カレーソースをかけて食べると、スパイシーな風味がカツに加わり、絶妙な味わい。ごはんとの相性も最高です。野菜やゆでたまごと併せて、王道のカレーの美味しさを存分に楽しめます。

食後のドリンクは、筆者はコーヒー、家族は紅茶をそれぞれ飲みました。香り高いコーヒーは酸味と渋みのバランスが良く、カレーの後にぴったり。紅茶はガラスのポットにたっぷり入っており、ゆっくり食後の飲み物を楽しめるのが魅力です。

実はこのお店のもう一つの看板メニューであるワッフルも食べてみたかったのですが、カレーを食べた時点でお腹いっぱい。すばらしいボリュームのランチでした。次の機会はティータイムに訪れて、ぜひこだわりの自家製ワッフルを味わってみようと思います。

風味豊かで身も心も温まるカレーラーメンやかつカレーを食べに、「カフェ ジョージ」を訪れてみてくださいね。冬の寒さを吹き飛ばす活力を与えてくれます。