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元家政婦が一度やめたけれど戻ってきた神商品!梅雨時期にうれしい洗濯アイテムとは?

マミプロ主婦®・元家政婦

梅雨時期に悩むのが洗濯物の臭いですよね。臭い対策をうたっている洗剤も数多くありますが、どれを使っていいか悩むことも。さらに、いくつもの洗剤や柔軟剤を使い分けたり、臭い対策商品を追加したりは面倒に思いますよね。洗剤をたくさんつかうことは、「環境にはどうなの?」と疑問も湧いてきます。そこで今回は、元家政婦の私が、一度やめたけれどまた使い始めた洗濯アイテムをご紹介します。

宮本製作所「洗たくマグちゃん」

宮本製作所「洗たくマグちゃんL」
宮本製作所「洗たくマグちゃんL」

ご紹介するのは、宮本製作所の「洗たくマグちゃん」です(6kgまでの洗濯に使える最大サイズの「洗たくマグちゃんL」は、価格が4,840円)。こちらは、ネットの中に高純度のマグネシウム粒が入った洗濯補助用品。高純度マグネシウムが水と反応し、弱アルカリ性になります。その力で汚れを落とすしくみです。皮脂などの汚れは酸性ですから、アルカリが中和をして落としてくれますよね。皮脂汚れなどに強い粉末洗剤は、弱アルカリ性であることが多いですから納得です。

使っていたのに実はやめてしまっていたアイテム

「洗たくマグちゃん」は、筆者自身が、以前は使っていたけれど実は一度やめてしまっていたアイテムでした。それは、2021年4月、消費者庁が、洗たくマグちゃんの「洗剤を使わなくても大丈夫なお洗濯」等の表示が景品表示法違反(優良誤認)に当たるとして、再発防止などを命じたから。使用していて、個人的には効果を感じていたのに、報道を見て「効果がないのかも…?」と、使うのをやめ、また洗剤を使うようになっていました。

効果がないわけではなかった!

消費者庁の指摘は、「洗剤を使わなくても大丈夫なお洗濯」、「部屋干しのイヤな臭いをスッキリ解消!」などの表示に対してで、決して効果がないと言っているわけではありません。実験によってきちんと効果が確認されています。そして、「洗濯用洗浄補助用品及びこれを用いた洗濯方法」として、日本を含めた6か国で特許を取得しています。また、長年使い続けている根強いファンもいる人気のアイテム。

WEBに暮らしの記事を書いている私は、普段からいろいろな洗剤を試しています。「そういえば、洗たくマグちゃんてまだあるのかな?いろいろあったしもう売っていないのかな」と思っていたところ、リニューアルして販売されていることに驚きました。

宮本製作所「洗たくマグちゃん」公式サイト

使ってみたらやっぱりよかった

「洗たくマグちゃん」2個と、「洗たくマグちゃんL」1個を使用しています
「洗たくマグちゃん」2個と、「洗たくマグちゃんL」1個を使用しています

1か月ほど前から、毎日「洗たくマグちゃん」を使っています。多く入れる分には問題がないので、よく洗えるように1回の洗濯に3個の「洗たくマグちゃん」を投入。あらためて新鮮に感じたのが、「洗剤や柔軟剤の臭いがしない、無臭の洗濯物っていいな」ということ。もちろん、皮脂の臭いとか生乾きの臭いなどもありません。部屋干しの日に使っても大丈夫で、これには驚きました。そして、これは好みもあるかもしれませんが、人工的な香りも、嫌な臭いもしない洗濯物は、とても心地よく感じます。また、柔軟剤を入れなくても洗いあがりが柔らかいのです。

うまく洗濯に取り入れるためのくふう

先に「洗たくマグちゃん」を入れる
先に「洗たくマグちゃん」を入れる

今まで洗剤や柔軟剤を使ってきたら、それらを全部やめて、いきなりマグちゃんだけで洗うには抵抗がありますよね。「洗たくマグちゃん」の宮本製作所では、洗剤と併用する使い方も推奨しています。実験結果でも、洗剤と合わせて使う方法が一番汚れ落ちがいいのだそう。

また、水とマグネシウムが合わさることで効果が発揮されますから、スピードコースなどは使わず、時間を長めにした方が汚れが落ちます。洗う時間は15分以上が推奨。すすぎは1回でOKですよ。私は、最初にマグちゃんと洗濯機の底に入れ、上から洗濯物を入れて回すようにしています。ドラム式なら、奥の方に入れるのがおすすめ。マグちゃんがきちんと長時間水に浸かるように気をつけるのがいいですよ。

簡単に使えてエコな神アイテム

洗濯物と一緒にポンと入れて洗濯機を回せば使える「洗たくマグちゃん」は、簡単に取り入れられるアイテム。洗濯物の嫌な臭いもせず、部屋干しをしても気にならないから、あらためて効果に驚きます。しかも、界面活性剤を含まず、泡がたたないからすすぎが1回で済み、水も汚れないエコな商品。もちろん、洗剤と併用しても大丈夫。洗剤の使用量が減らせますよ。以前使ったことがある人も、初めてな人にもおすすめなアイテムです。

※今回、宮本製作所より「洗たくマグちゃん」を提供いただきました。本記事制作にあたっては、ガイドラインに基づき公平中立に制作しています。

※個人の体験や見解を含んでいます。
※掲載当時の情報です。現在とは異なる場合があります。

部屋干しの臭いを防ぐ方法については、過去記事「今すぐやめて!元家政婦が教える『洗濯物の生乾き臭を防ぐためにやってはいけないこと』」をご覧ください。※スマホからご覧のかたは、プロフィールからフォローしていただくと、最新記事の見逃しがなくおすすめです。

プロ主婦®・元家政婦

主婦歴20数年の元家政婦ライター。主婦力を活かして稼ぐ「プロ主婦」です(プロ主婦は登録商標です)。掃除や料理、ママ友付き合いやPTAネタ(PTA会長経験あり)、100均おすすめグッズなど主婦目線のお役立ち情報をお届けします。家庭料理スペシャリスト、2級家事クリエイター(料理科目・掃除科目)資格を保有。実家は2023年まで清掃会社を経営していました。100均マニア、ドン・キホーテマニア。1976年生まれで、2005年生まれの息子と2015年生まれの娘、3歳年上の夫と都内に暮らしています。ヒルナンデス!、熱狂マニアさん、ひるおび、DayDay.等のテレビ番組やラジオ、雑誌などへも出演しています。

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