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藤井聡太八冠、2年連続5回目の朝日杯優勝なるか? 1月14日、本戦1回戦で斎藤慎太郎八段と対戦

松本博文将棋ライター
(記事中の画像作成:筆者)

 第17回朝日杯将棋オープン戦は本戦トーナメントの組み合わせが発表されました。

 注目を集める藤井聡太八冠は本戦(ベスト16)からの出場。1月14日、本棋戦恒例の名古屋対局において、1回戦で斎藤慎太郎八段と対戦します。

 藤井八冠は2017年度、15歳五段のときに朝日杯で優勝しました。

 全棋士参加棋戦における史上最年少優勝記録を更新するとともに、六段昇段を決めています。

 以後は18年度、20年度、そして前回22年度と早くも4度の優勝の達成しています。

 藤井八冠はもし5回目の優勝を飾れば、レジェンド羽生善治九段と並びます。

 斎藤八段は今回、二次予選からの出場。冨田誠也四段と黒田尭之五段に勝って本戦に進んでいます。

 斎藤八段は2度目の本戦出場。2019年度にベスト8まで進んだのが最高で、そのときは藤井七段(当時)に敗れています。

 両者はこれまで9回対戦し、藤井6勝、斎藤3勝という成績が残されています。

将棋ライター

フリーの将棋ライター、中継記者。1973年生まれ。東大将棋部出身で、在学中より将棋書籍の編集に従事。東大法学部卒業後、名人戦棋譜速報の立ち上げに尽力。「青葉」の名で中継記者を務め、日本将棋連盟、日本女子プロ将棋協会(LPSA)などのネット中継に携わる。著書に『ルポ 電王戦』(NHK出版新書)、『ドキュメント コンピュータ将棋』(角川新書)、『棋士とAIはどう戦ってきたか』(洋泉社新書)、『天才 藤井聡太』(文藝春秋)、『藤井聡太 天才はいかに生まれたか』(NHK出版新書)、『藤井聡太はAIに勝てるか?』(光文社新書)、『棋承転結』(朝日新聞出版)など。

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