【芳賀】芳賀天満宮~「白寿紅」やカラフルな紫陽花の咲く神社を参拝して美しい御朱印を受けよう!~
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/mellia/article/00502220/top_1687764582593.jpeg?exp=10800)
みなさんは、「白寿紅(はくじゅこう)」という紫陽花をご存じでしょうか。
紫陽花の特徴として、育った土壌によって色が変化することが知られています。
通常、土を酸性にすれば青色の紫陽花が、中性~アルカリ性にすればピンクや紅色の紫陽花が育ちます。
しかしこの「白寿紅」は、土壌に関係なく、純白から徐々に紅く色づき鮮赤色に変わっていく不思議な紫陽花なのです。
![純白から鮮やかな赤色へと変化していく「白寿紅」](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/mellia/article/00502220/internal_1687764372269.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
今回は「白寿紅」をはじめ、多くの紫陽花と新緑に彩られた、栃木県芳賀町の「芳賀天満宮」を訪れました。
美しい境内を散策しながら、自然の中に身を置いてみましょう。
栃木県芳賀郡芳賀町の魅力
![境内から芳賀町を一望できる](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/mellia/article/00502220/internal_1687764771453.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
「芳賀天満宮」が鎮座する栃木県芳賀郡芳賀町は、栃木県の南東部に位置する緑豊かな町です。
五行川と野元川が流れ、県内でも代表的な米どころとして知られています。
幸水・豊水・にっこりなどの梨をはじめとした果物や、野菜の栽培も盛んです。
また、「道の駅はが」併設の天然温泉「芳賀温泉ロマンの湯」は、泉質の異なる2つの源泉を持つ全国的にも珍しい温泉施設です。美肌効果の高い「美人の湯」と保温効果の高い「あたたまりの湯」、どちらにもゆったりと浸かって癒されたいですね。
豊かな自然、昔ながらの日本らしい田園風景や温かな人付き合いが残る芳賀町をゆっくりと散策してみてはいかがでしょう。
芳賀天満宮の魅力
では早速、芳賀天満宮へおじゃましてみましょう。
![鳥居からあじさい路が続く 一礼をして中へ](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/mellia/article/00502220/internal_1687765293773.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
![パッと目を引く鮮やかな青色の紫陽花](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/mellia/article/00502220/internal_1687765982930.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
![ほんのり紅色に色づいて美しい](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/mellia/article/00502220/internal_1687765465481.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
![カラフルな紫陽花に思わず足を止めてしまう](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/mellia/article/00502220/internal_1687771533645.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
![房状の紫陽花](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/mellia/article/00502220/internal_1687765559215.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
![珍しい品種の紫陽花も咲いている](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/mellia/article/00502220/internal_1687765473093.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
![紫陽花の花手水](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/mellia/article/00502220/internal_1687766174295.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
![水に浮かぶ紫陽花](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/mellia/article/00502220/internal_1687766210498.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
![「天神様のお使い願掛け撫で牛」](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/mellia/article/00502220/internal_1687766316521.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
境内を進んで行くと、左手に社務所、そして右手に「御神牛」様がいらっしゃいます。
「御神牛」様は、耳元で願い事を唱え頭を撫でれば賢くなり、身体の痛む所を撫でれば病気回復、身体健全になると言われています。
新緑の中に咲く紫陽花がとても美しく、少し歩いては足を止めての繰り返しで、拝殿に着くまでにずいぶんと時間がかかってしまいました。
![拝殿前 目がくりっとした狛犬と出会う 赤い色合いが素敵](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/mellia/article/00502220/internal_1687765511725.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
御由緒について
![拝殿にて](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/mellia/article/00502220/internal_1687771904393.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
御祭神 菅原道真公
御神徳 合格達成、学業成就、就職達成、厄除開運、家内安全、交通安全、身体健全
社伝によれば、鎌倉時代の貞永2年(1233)に創立されたと伝えられております。
古くは山城国の北野天満宮に象りて北野原と号し北原天神と称した。
宇都宮頼綱の四男で多功城を築く宇都宮石見守宗朝の11代子孫、秀朝が永禄元年(1558)に修覆を加えると元禄10年(1697)記しの由来書にあるなり。明治維新より神社名を天満宮と改称し明治5年5月、西水沼村、北長島村、東水沼村、氷室村、鐺山村、上籠谷村、下籠谷村、竹下村、打越新田村、西高橋村以上10ケ村の郷社となる。菅原道真公太宰府へ左遷の時、攝津国より船に乗りて豊前国の水沼の浦でこそ船を懸けて動かざる時に、宇佐に祈念し博多の津に着き船戸に上がられたという。この由縁を移して当地の村名を水沼と称し字を船戸と称することになったと伝えられている。
紫陽花に彩られた境内
神様へのご挨拶が済んだので、ゆっくりと境内を散策してみましょう。
![境内いっぱいに紫陽花が咲き誇っている](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/mellia/article/00502220/internal_1687768052386.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
![紫陽花に包まれた境内社](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/mellia/article/00502220/internal_1687767983323.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
![渦紫陽花](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/mellia/article/00502220/internal_1687768495332.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
![白い縁取りが可愛らしい](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/mellia/article/00502220/internal_1687770550188.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
![木漏れ日の中](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/mellia/article/00502220/internal_1687770296573.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
![夏詣といえば風鈴 涼やかな音が心地良い](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/mellia/article/00502220/internal_1687769092829.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
![「白寿紅」](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/mellia/article/00502220/internal_1687768604900.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
![「白寿紅」 やがて紅色へと変わっていく](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/mellia/article/00502220/internal_1687768793450.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
![提灯の明かりに照らされた紫陽花もきっと美しい](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/mellia/article/00502220/internal_1687770338564.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
芳賀天満宮では、6月1日より『夏詣・あじさい祭り』が開催され、約400以上の紫陽花が境内を彩っています。(7月中旬頃までを予定)
特に、冒頭にお伝えした「白寿紅」はとても美しく、私が訪れたときは、ちょうど純白から淡い紅色へ変わっていくところでした。
祭りの期間内は神事・イベントが開催されるほか、期間限定の「あじさい守」や「御朱印」を受けることが可能です。
御朱印
現在、社務所にて限定御朱印を受けることが可能です。
・「菅原道真公ご生誕祭限定御朱印」 6月25日~7月31日
・「水無月詣(6月)限定御朱印」 6月1日~6月30日
![社務所](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/mellia/article/00502220/internal_1687767499323.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
御朱印を待っている間、社務所で甘茶をご馳走になりました。
ほんのり甘く、どこか懐かしい味わいです。
![「水無月詣限定御朱印」](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/mellia/article/00502220/internal_1687767512191.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
私は、水無月詣限定御朱印を受けました。
「白寿紅」が描かれた美しい御朱印です。
7月に入ると、「夏詣・七夕まつり限定御朱印」が始まるようですので、また楽しみですね。
最後に
![ほんのりと水色が美しい紫陽花](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/mellia/article/00502220/internal_1687770235852.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
梅雨の時期、雨が続いてしまうと、家に籠りきりになってしまうことも多いかもしれません。
そんな中窓の外を見て、雨の中でも凛と咲いている紫陽花を見ると、少し嬉しく思います。
また写真を撮っていると、雨の日だからこその特別な表情を見せてくれる紫陽花や新緑に出会うことがあり、ありがたいと感じることもあります。
この記事が、梅雨を楽しむきっかけになれば幸いです。
【基本情報】
芳賀天満宮
住所:栃木県芳賀郡芳賀町西水沼1723
アクセス:
*お車でお越しの場合
東北自動車道「矢板IC」より約55分
北関東自動車道「真岡IC」より約15分
*電車でお越しの場合
JR「宇都宮駅」からタクシーで約20分
あるいは定期バスを利用
・定期バスのご案内
JR「宇都宮駅」西口(14番線)より、関東自動車バス乗車(乗車時間約30分)
「西水沼」下車後、徒歩にて約5分
行き先①ベルモール経由、益子駅前②橋場経由、真岡営業所
平日は約1時間に1本の割合で運行
駐車場:有
御札御守などの受付時間:9:00‐16:30
芳賀天満宮公式ホームページ
芳賀神社公式Instagram
【参考資料】
芳賀天満宮 配布パンフレット
芳賀天満宮公式ホームページ 記事内にて一部引用
道の駅はが公式ホームページ
花キューピット 色が変わるのはなぜ?不思議な花「あじさい」の秘密を徹底解剖
芳賀町公式ホームページ