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睡眠の質の向上も!?今知っておきたい、夏こそ毎日の入浴がおすすめな理由3選

rina 睡眠インテリア睡眠健康指導士/インテリアコーディネーター/薬剤師

暑い夏は毎日シャワーだけで過ごす方がいらっしゃいますが、夏こそ湯舟の入浴がおすすめの時期ともいわれています。
入浴は暑くて面倒と感じるかもしれませんが、夏の入浴にはメリットがたくさんです。

・夏こそ入浴がおすすめな理由3選

❶睡眠の質向上

夏は睡眠の質が低下ぎみと感じている方は多いのではないでしょうか?熱帯夜の影響もあるかもしれませんが、質の良い睡眠を得るには体温変化が重要なポイントの1つです。
体の内側の体温(深部体温)は1日の中で変動しています。日中は高く、就寝前に下がり始めることで自然な眠気と質の良い睡眠が期待できます。

就寝前の入浴により一時的に体温を上げると、その反動で入浴後は体温が下がることになり質の良い睡眠が期待できます。目安の入浴のタイミングは、就寝の約90分前です。寝る直前の入浴だと体温が上がりきった状態のままなので、自然な眠気は起こりにくいでしょう。入浴のタイミングも大切です。

❷リラックスして自律神経が整う

入浴で適度に体を温めることで、心もリラックスできると感じませんか?夏は外の暑さや室内の冷房環境などで体にはかなり負担がかかっており、自律神経が乱れやすい時期でもあります。入浴によって副交感神経が優位に向かい、自律神経が整いやすくなります。

この時に気を付けたいのが、お風呂の温度です。おすすめは少しぬるいと感じる38~40度ほどです。熱めのお湯に浸かると、逆に体は交感神経が優位な状態になり、覚醒してしまうことになります。温度のコントロールもしっかり行いましょう。

❸冷房による冷えの解消

真夏日、猛暑日が続き、昼も夜も冷房が必須な日が続いています。適度な冷房は必要ですが、強い冷房や、冷房環境で長時間過ごすことで体の冷えが生じている可能性もあります。
1日の終わりに入浴で体を芯まで温めることで、夏冷えの解消が期待できます。

また、冷房環境に長時間過ごしてしまっていると、汗をかきにくい体になってしまいます。私たちは汗をかくことで体温調節を行なっているので、汗をかけないとうまく体温調節ができず、夏バテのリスクが高くなります。入浴により汗をかける体作りをしておくことで、必要な時に汗をかいて夏バテの予防にもつながるでしょう。

さいごに

近年は若い世代の方を中心にシャワー派が増えているようですが、湯舟に浸かる入浴にはメリットがたくさんあります。今回紹介したような、日々のリラックスや体の不調を整えるほか、代謝のアップ、腰痛などの緩和、さらには脳卒中や心筋梗塞などの疾患のリスクが減少する可能性があることも報告されています。
明日の健康数十年後の健康維持のためにも、毎日の入浴がおすすめです。

睡眠健康指導士/インテリアコーディネーター/薬剤師

上級睡眠健康指導士、インテリアコーディネーター、薬剤師。 健康系やインテリア系記事のライターをしたり、睡眠の質を上げる!?インテリアコーディネートのコツを発信したり、薬局で勤務したりしています。

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