「朝ドラつけたら原始時代」 異例の「1話から再放送」に反響 「とんでもない始まり方」
NHK朝の連続テレビ小説「エール」。新型コロナウイルス感染症の影響により、最新話の放送が休止しており、6月29日からは、第1話からの再放送が始まりました。朝ドラが途中で“ループ”する、という異例の事態です。
再放送は、出演者による週替わりの副音声付き。キャストが本人役として、ストーリーを解説します。29日からのトップバッターは佐藤久志役の、山崎育三郎さんでした。
第1話の冒頭はかなり変わった始まり方です。エールは大正時代からスタートする物語ですが、第1話の冒頭はなんと、「紀元前1万年の原始時代」からスタートします。
主演の窪田正孝さん(古山裕一役)と、ヒロインの二階堂ふみさん(関内音役)が、原始人カップルとして登場。川の魚を取ろうとしていると突然、背後の火山が噴火します。
Twitterでは「エール見ようと思ったら紀元前でびっくりした」など、この“珍オープニング”に反響が集まりました。
さらに時代が進み、現代に入ると、窪田さん・二階堂さん演じるカップルがデート中、窪田さんがフラッシュモブで二階堂さんにプロポーズするシーンに。力の入ったフラッシュモブの後、指輪を渡そうとすると、「私、彼氏いるから」と断られてしまいました。
この一連のオープニングに「エールってこんな始まり方だったっけ…」「とんでもない始まり方」「歴史に残るオープニング」といった反響が集まっています。
最新話の放送休止について、主演の窪田正孝さんは「現在、NHKのガイドラインに従い、放送再開に向けて制作陣が念入りに準備をしている真っ最中です」「大切なものを守るために必死で頑張っている全国の皆さんに、そして“朝ドラ”ファンの皆さんに、少しでもエールをお届けできるようチーム一丸となって精進して行きたいと思います」などとコメントを寄せています。