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【大掃除】100円ショップ掃除グッズ 売り切れ前に買っておきたいおすすめアイテム

矢野きくの家事アドバイザー/節約アドバイザー/防災士/食育指導士
大掃除におすすめの100円ショップの掃除グッズ(筆者撮影)

11月も残すところわずか。それでなくても忙しい師走は、あっという間に年末になってしまいますね。

年末の家事と言えば大掃除。近年は手間がかかる掃除箇所にピンポイントで使える便利な掃除グッズも増え、それらの掃除道具があるかないかで大掃除にかかる時間も大きく変わってきます。

さらに嬉しいのは、100円ショップで便利な掃除グッズが豊富に揃えられていること。人気の掃除グッズは12月になると早々に売り切れてしまうものもあります。

今回は100円ショップ大手のDAISO(以下、ダイソー)、Seria(以下、セリア)、CanDo(以下、キャンドゥ)から、売り切れる前に買っておきたい便利な掃除グッズをご紹介します。

なお今回ご紹介する掃除グッズは、どの店舗で購入したものか記しますが、同用途の商品が他店でも扱っていることも多いので、お近くの店舗で探してみてください。

汚れにあわせて使い分けたい洗浄剤「アルカリ電解水」「セスキクリーナー」「クエン酸クリーナー」

ダイソー「アルカリ電解水」「セスキクリーナー」「クエン酸クリーナー」 各税込み110円(筆者撮影)
ダイソー「アルカリ電解水」「セスキクリーナー」「クエン酸クリーナー」 各税込み110円(筆者撮影)

家中の汚れに対応できる洗浄剤、ダイソー「アルカリ電解水」「セスキクリーナー」「クエン酸クリーナー」 各税込み110円。

「アルカリ電解水」は水を電気分解してアルカリ性にしたもので、キッチンやリビングの汚れなど幅広く使うことができます。また洗剤を使いたくない冷蔵庫内などの掃除にもおすすめです。

「セスキクリーナー」は重曹と同じアルカリ性の洗浄剤のため、油汚れなど酸性の汚れを落とすのに使えます。重曹との違いはセスキのほうがアルカリ性が強いのでコンロ周りなど頑固な油汚れの掃除に向いているのが「セスキクリーナー」です。

「クエン酸クリーナー」は酸性の洗浄剤のためアルカリ性の汚れ落としに向いています。キッチンシンクや洗面台、蛇口の水垢汚れや、トイレの尿石汚れなどを落とすのに活躍するのが「クエン酸クリーナー」です。

1枚使い切りで掃除できるお掃除クリーナーシート

キャンドゥ「高濃度アルコール除菌クリーナー」「電子レンジ・冷蔵庫クリーナー」各税込み110円(筆者撮影)
キャンドゥ「高濃度アルコール除菌クリーナー」「電子レンジ・冷蔵庫クリーナー」各税込み110円(筆者撮影)

1枚ずつ使い切りタイプのお掃除クリーナーはどの100円ショップにも種類豊富にあります。画像のものはキャンドゥの「高濃度アルコール除菌クリーナー」と「電子レンジ・冷蔵庫クリーナー」各税込み110円

冷蔵庫のように隅々まで清潔にしておきたい場所には使い切りタイプのクリーナーシートがおすすめです。「電子レンジ・冷蔵庫クリーナー」で汚れを落としてから「高濃度アルコール除菌クリーナー」で除菌をするという流れで使うのがいいでしょう。

細かい汚れが取れる「網戸汚れとりミトン」

セリア 「網戸汚れとりミトン」税込み110円(筆者撮影)
セリア 「網戸汚れとりミトン」税込み110円(筆者撮影)

人間の指は実に細かく動くもので手にはめて使うタイプの掃除道具は細かい場所の汚れまで落とすことができるのでミトンや手袋タイプの掃除グッズは1つあると便利です。セリアの 「網戸汚れとりミトン」は毛足が長いボア面と汚れを絡めとるループ面の2面で、違う汚れに使うことができ、網戸はもちろん、電球や人形のホコリとりなどにも便利です。

狭い場所の掃除ができる「お掃除スティック」

キャンドゥ「お掃除スティック」税込み110円・取り替え用カバー3本入り税込み110円 (筆者撮影)
キャンドゥ「お掃除スティック」税込み110円・取り替え用カバー3本入り税込み110円 (筆者撮影)

狭い場所の掃除に便利なのがキャンドゥの「お掃除スティック」税込み110円。太いワイヤーのスティックにお掃除カバーを取り付けて使うと狭い場所の奥まで届き汚れを落とすことができます。またワイヤーは曲げることができるので、カーテンレールの上などのホコリ汚れも吸着させることが可能です。交換用のお掃除カバーは3枚税込み110円なので、長く使うことができる掃除グッズです。

毛くずや汚れをかき取る「ロングワイヤー排水管ブラシ」

セリア「ロングワイヤー排水管ブラシ」税込み110円(筆者撮影)
セリア「ロングワイヤー排水管ブラシ」税込み110円(筆者撮影)

洗面所の排水管の奥は目に触れることがないので汚れているかどうかも分からないかもしれませんが、定期的に掃除をしていないのであればかなり汚れが溜まっていることでしょう。「ロングワイヤー排水管ブラシ」は曲がるワイヤーの先にしっかりしたブラシがついていて、奥まで入れてぐるぐると動かして引き上げると、排水管の汚れをごっそりとかき取ってくれます。

曲面にもフィットする「排水口のヌメリ スッキリ棒」

ダイソー「排水口のヌメリ スッキリ棒」税込み110円(筆者撮影)
ダイソー「排水口のヌメリ スッキリ棒」税込み110円(筆者撮影)

キッチンの排水口のヌメリ汚れは使い古した歯ブラシでも汚れを落とすことができるように思えますが、実は歯ブラシだと落としづらいのが、排水トラップの底面部分。ダイソーの「排水口のヌメリ スッキリ棒」(税込み110円)は両面も先の部分もカーブになったスポンジなので、排水トラップや管の側面も底面もきれいに汚れを落とすことが可能です。

高い位置の窓掃除もできる「ガラスクリーナー」と「伸縮スチールパイプ柄」

「ガラスクリーナー」と「伸縮スチールパイプ柄」
「ガラスクリーナー」と「伸縮スチールパイプ柄」

窓の高い位置を磨こうと思うと、椅子や脚立などを準備する必要がありますが、長い柄がついたブラシを使えば簡単に掃除することが可能です。100円ショップやプチプライスショップで、柄とブラシ類を取り替えられるセットのものはいろいろ発売されていますが、1つ税込み220円や330円からなのが一般的。それがセリアなら各110円です。

「ガラスクリーナー」と「伸縮スチールパイプ柄」
「ガラスクリーナー」と「伸縮スチールパイプ柄」

画像のものは長さが54cmから88cmまで伸びる「伸縮スチールパイプ柄」と「ガラスクリーナー」各税込み110円。ガラスクリーナーは片面がスポンジにメッシュ状のゴムがついていて水で濡らして窓ガラスを擦ると汚れを落としてくれます。その後に反対側のスクイージーで水を切ることで窓掃除の完成です。

美容アイテムも掃除に使えるダイソーの3品

「リペアスティック」「使い捨てリップスティック」「コットンウッドスティック」各税込110円(筆者撮影)
「リペアスティック」「使い捨てリップスティック」「コットンウッドスティック」各税込110円(筆者撮影)

コンロの隙間や冷蔵庫の溝、浴室ドアのパッキンの細いブラシでも掃除しづらい場所もあります。そのようなところにおすすめなのが、掃除グッズではなく美容アイテムとして発売されているもの。ダイソーの「リペアスティック」「使い捨てリップスティック」「コットンウッドスティック」各税込110円です。それぞれ先端の形や固さが違うの掃除したい場所にあわせて使い分けるのがおすすめです。

大掃除にはレインコートかサウナスーツ

キャンドゥ「レインコート」税込み220円(筆者撮影)
キャンドゥ「レインコート」税込み220円(筆者撮影)

筆者の仕事柄、年末になると100円ショップの掃除グッズ取材を受けるのですが、15年以上前からお薦めしているのがレインコートやサウナスーツです。大掃除のときは着ている服が汚れないようにエプロンなどをする人もいるでしょう。しかしコンロ周りの油汚れなどがエプロンに着くと洗っても落ちない汚れもあります。それがレインコートやサウナスーツであれば油汚れも拭けば落ちますし、大掃除だけの使い切りと思えば汚れても気にならないでしょう。

レインコートやサウナスーツであれば、窓掃除や外壁掃除などで水が跳ねても構いませんし、防寒具代わりにもなります。

理想的なのは袖口がゴムになっているもの。袖まくりをするときなどもゴムが入っているものだと便利なのです。しかし残念ながら今回は袖口にゴムが入っているレインコートやサウナスーツを見つけることができませんでした。

以前はレインコートもサウナスーツも100円ショップに種類豊富にあったのですが、そもそもサウナスーツはニーズがなくなってしまったのかもしれません。運良く見つけた方はぜひ大掃除用に使ってみてください。

今回は大掃除で役立つ100円ショップの掃除グッズをご紹介しました。ダイソー、セリア、キャンドゥのものを紹介しましたが、他の100円ショップにも同用途のものはありますので、ぜひ探してみてください。

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家事アドバイザー/節約アドバイザー/防災士/食育指導士

家事の効率化、家庭でできるSDGsを中心に、テレビ、講演、コラム連載などで活動。働く人向けの時短家事術、シニア層への家事改革などをアドバイス。「防災士」の資格を持ち家庭での備え、「食育指導士」の資格も持ち、食品ロス削減をテーマにした講演も定評がある。100円ショップや業務用スーパーでのお得な買い物術の紹介や、便利グッズの開発にも携わる。【テレビ出演】NHKごごナマ(準レギュラー)・日本テレビミヤネ屋・TBSテレビはなまるマーケット・フジテレビ笑っていいとも他。【連載実績】HONDA・東芝・イオン等企業のオウンドメディアや、日経新聞・時事通信 他。【著書】シンプルライフの節約リスト(講談社)他。

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