ラクに大掃除を終えるための大掃除の道具と3大コツ
今年も残すところ1週間となりました。少ない正月休みに年賀状、おせち作り、新年の挨拶、そして大掃除と、ToDoリストが埋まっている人も多いのではないでしょうか。せっかくの正月休み、せめて大掃除くらいはラクに済ませたいところです。
今回は大掃除を少しでもラクに済ませられる、おすすめの大掃除の道具と、大掃除のコツをご紹介します。
大掃除のコツ1:大掃除の道具は柄の長いものがおすすめ
掃除に限らず家事全般をラクに済ませるには、体勢を変えたり、踏み台を用意したりする必要がない道具がおすすめです。
窓の大掃除におすすめの道具は柄の長いワイパー
一般的な汚れの窓であれば、水で汚れは落ちます。おすすめはスポンジとスクイージーがセットになっている柄の長いワイパーです。スポンジ部分にネットがかかっているものならより汚れを吸着しやすくなっています。スポンジ部分に水をつけて窓を磨き、反対側のワイパー部分で水を切るだけで終了です。柄が長いものなら窓の上のほうも踏み台不要でできるのでおすすめです。
網戸の大掃除は柄が伸びるワイパーにウェットシート
網戸は洗剤を使わずに汚れを落としたい場所です。洗剤を使うと洗剤を洗い流す作業が大変になってしまうからです。ワイパーのヘッド部分に凹凸があったりブラシのような形状になっているものだと、網戸の目に入りやすく汚れが簡単に落ちます。
お風呂の壁や天井のカビ取りはフローリングワイパー
お風呂の大掃除でやっかいなのはカビ。カビはそのままにしておくと広がってしまうので、大掃除の機会にしっかりと落としておきましょう。壁や天井のカビには、専用のカビ取りシートをフローリングワイパーに挟んで拭いたり、マイクロファイバークロスに塩素系のカビ取りスプレーをふきかけて拭いたりに挟んで使うのがおすすめです。カビ取り剤は垂れてこないようにつけすぎないようにしましょう。
塩素系のカビ取り剤を使うときは、必ず換気をし、万が一垂れてきたときのためにゴーグルなどをして目を守る装備で望んでください。
玄関掃除もモップと水で汚れは落ちる
玄関掃除も洗剤を使ってしまうとその洗剤を流すのに時間を費やしてしまうので、可能な限り水だけで済ませるほうがラクに終わります。まずはほうきで砂や埃を取り除き、その後に水拭きをします。玄関タイル専用のモップなら、細かい繊維が汚れをかき出し吸着してくれるので便利です。ない場合は水で濡らしたマイクロファイバークロスをフローリングワイパーに取り付けて拭き掃除をすると汚れが落ちます。
大掃除のコツ2:クエン酸、セスキ炭酸ソーダ、マイクロファイバークロスでまず試す
よほど強烈な汚れでない限りは、クエン酸、セスキ炭酸ソーダ、マイクロファイバーの組み合わせで汚れを落とすことができます。水あかなどのアルカリ性の汚れの場合は酸性のクエン酸。油汚れや人の垢など酸性の汚れにはアルカリ性のセスキ炭酸ソーダがおすすめです。アルカリ性のものには重曹もありますが、セスキ炭酸ソーダのほうがpH値が高くアルカリ性が強くなっています。
クエン酸水やセスキ炭酸ソーダをマイクロファイバークロスにつけ拭くだけで落ちる汚れはたくさんありますので、まずは試してみてください。洗剤を使うと洗剤を洗い流しそれを拭き取ることに時間がかかってしまうので、洗剤を使わないことが大掃除をラクに終わらせる最大のコツなのです。
まずはクエン酸水、セスキ炭酸ソーダ、マイクロファイバークロスそれでも落ちなかった汚れにだけ、洗剤を使うようにしてみましょう。
大掃除のコツ3:明らかに頑固な汚れやカビには専用の掃除道具を
目に見えるカビが生えている場合は、はじめから専用のカビ取り剤を使うことをおすすめします。浴室ドアのパッキンなどのカビは根が生えていることもあるので、しっかりと浸透させカビを落とすことが大切です。そのためにジェルタイプのカビ取り剤なら流れ落ちることなくしっかり浸透させることができます。
コンロ周りのコゲ汚れも手間がかかる掃除箇所です。クレンザーやたわし、などを使えばコゲは落ちやすいですが、細かな傷がついてしまいそれ以後は傷に汚れが入りやすくなり今後の掃除が大変になってしまいます。ソフト研磨剤などを含んだスポンジなどを使うとラクにコゲを落とすことができます。
限られたお正月安み。家全体を掃除しようと思うと、時間が足らなくなってしまうでしょう。「ここだけは綺麗にしておこう」と決めて、掃除道具に頼ってラクに大掃除を終わらせてみてはいかがでしょうか。