Yahoo!ニュース

温泉ライターがオススメ!この冬行きたい雪見露天風呂(首都圏から一泊で)

泉よしか女子目線温泉ライター

温泉への愛を語り始めると止まらない温泉ライターの泉よしかです。

冬の国内旅行というと、温泉を目的に上げる人が多いと思います。寒ければ寒いほど温かい温泉が身に染みるし、雪国なら雪見露天風呂にも入れるかもしれません。しんしんと降り積もる雪を眺めながら、温泉でリラックスできるのは、この季節ならの楽しみ方といえますね。

今回は首都圏から一泊旅行でお出かけしやすい北関東で、雪見露天風呂にオススメの雰囲気ある温泉を紹介したいと思います。

今年は特別な事情がある万座温泉(群馬県)

万座温泉 日進舘の露天風呂「極楽湯」
万座温泉 日進舘の露天風呂「極楽湯」

まずはじめに、2025年の雪見露天風呂として万座温泉を上げたのは、今シーズンならではの理由があります。

実は今シーズンの万座温泉スキー場は、昨年9月にゲレンデ内のリフトやレストランの電気ケーブル、ブレーカーなどが盗難の被害にあったことにより、やむなく営業を縮小せざるを得ない状態に追い込まれているのです。

参考 万座温泉スキー場および万座高原ホテルの今冬の営業内容について(万座温泉スキー場・万座高原ホテル公式発表 PDFファイル)(外部リンク)

通常は冬の万座温泉はスキーヤーで賑わいます。しかしそうした事情により、今年に限ってはスキー目的のお客さんは少ないはずです。

万座ホテルジュラクの露天風呂
万座ホテルジュラクの露天風呂

とはいえ、例えスキーはあまりできなくても、万座には日本一の硫黄濃度を誇る素晴らしい温泉があります。お湯の色も美しい乳白色の濁り湯になることが多く、雪見露天風呂にも最適です。

筆者は万座温泉は日本でもトップクラスの絶景露天風呂の宝庫だと思っています。冬季は有料道路である「万座ハイウエー」を使わないと車でアクセスできないことだけが少しお財布に痛いのですが、それを補って有り余る体験が待っています。

万座温泉
住所:群馬県吾妻郡嬬恋村干俣
万座温泉観光協会(外部リンク)

冬はさらなる秘境感が味わえる奥鬼怒温泉郷(栃木県)

加仁湯の女性用露天風呂
加仁湯の女性用露天風呂

関東最後の秘境とも呼ばれるのが栃木県の奥鬼怒温泉郷。奥鬼怒温泉や奥鬼怒四湯と呼ばれることもあるようです。「加仁湯」「八丁の湯」「日光澤温泉」「手白澤温泉」と4軒の一軒宿の秘湯が点在していて、そのうち「日光澤温泉」と「手白澤温泉」の2軒は歩いてしか行かれない温泉としても知られています。

さすがにそれはちょっとハードルが高いという方には、「加仁湯」と「八丁の湯」をオススメします。この2軒なら宿泊者と送迎付き日帰りプラン予約者に限り、バスや車でアクセスできる「女夫渕」駐車場からシャトルバスで送迎してもらえます。

八丁の湯の露天風呂
八丁の湯の露天風呂

いずれのお宿にしても、日常生活とは離れた秘境感が味わえること間違いなし。4軒ともお湯も素晴らしく、露天風呂から辺りを見回せば、日本の昔話にでも出てきそうな厳しい自然環境に心が打たれるかもしれません。

奥鬼怒温泉郷
住所:栃木県日光市川俣
奥鬼怒温泉(日光市公式観光WEB)(外部リンク)

※記事に使用した画像は全て、筆者が過去の取材で許可を得て撮影させていただいたものになります。

温泉や旅行に関する記事を発信しています。フォローや下のアクションボタンを押していただけると、今後の記事の励みになるのでよろしくお願いいたします。

【関連記事】

女子目線温泉ライター

温泉&旅行情報ライター。有名温泉から穴場の温泉まで、秘湯、旅館、ホテル、共同浴場、スーパー銭湯や絶景温泉など日本全国、思わず行ってみたくなる温泉やオトクな旅行情報を発信します。取材のご依頼は、公式サイト「子連れ温泉ガイド」メールフォームかSNSのメッセンジャーからご連絡ください。 温泉ソムリエマスター/温泉観光実践士/サウナ スパ健康アドバイザー/温泉ビューティー&ダイエットソムリエ

泉よしかの最近の記事