ドイツの若者の政治意識
今日の午前に日独青年リーダー事業にて日本を訪問中のドイツ人の10代・20代に、若者の政治参加などについて話してきました。
去年に続き同事業で講師をつとめるのは2回目です。
自分が10月にドイツにいくこともあり、ドイツの制度や現状を調べつつある今だから、
去年よりも自分にとっては実りのある時間になりました。
ドイツ団からもドイツの政治参加の状況や彼らの取組について聞きました。
ドイツも日本同様、少子高齢化や若者の政治参加が少ないことなどの状況にあります。
話の中で驚いたことは、ドイツ人の若者の中で政治に興味のある割合が、東西ドイツが統一した1991年でさえ57%にすぎず、現在では40%ほどしかないことです。
日本の若者は各種意識調査では55%から65%程度の若者が、「政治に関心がある」と答えます。
しかし、若者が政治に参画するための制度や実際の若者の政治参加の状況は日本よりドイツの方が進んでいると感じます。
「関心を持っている」と答える事のハードルがドイツの方が高いのかなと感じました。
また、ドイツの若者のうち、政治に関わることが”クール”だと感じている人は3割ぐらいしかいないそうで、、日本と同じだなと・・・
若者の政治参加をどう進めていくのかを考えることは先進国に共通の課題なのだと改めて感じました。