【すごいねは逆効果?】子どものやる気を引き出す言葉かけを解説!コツはポジティブ&具体的に!
「すごいね」や「賢いね」と褒めると逆効果になるとききました。
そうなると、どんなふうに子どもを褒めればいいのかわかりません。
何か助言をもらえると嬉しいです。
ご相談いただきありがとうございます。
すごいね
賢いね
という褒め方が逆効果になるかどうかは、前後の文脈や状況にも左右されます。
ただ、これらの言葉は、一方的に評価する褒め方であるため、子どもの良さを伸ばすためにはよりよい褒め方を探していきたいところです。
子どもの成長や学びにおいて、親の適切な言葉かけはとても大切です。
この記事では、子どものやる気を引き出す効果的な声かけや伝えるべきタイミングについて、詳しく解説します。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
親からの言葉かけがもたらす子どもへの影響とは?
親子間のコミュニケーションは、子どもの人格形成に大きな影響を与えます。
特に親からの言葉かけは子どもの心に残り、将来の行動や考え方にまで影響する場合があります。
大人や親にとっては大したことがないと感じることでも、未熟な子どもにとっては、大きな困難である場合もあるでしょう。
例えば、日常生活における衣服の着脱やボタンの開閉、お友だちから受ける言動など挙げればきりがありません。
そんなときに、
「そんなこともできないの?」
「それくらいのことで」
などと親に言われることで子どもは気持ちのよりどころを失い、やる気と自己肯定感の低下を招く恐れがあります。
子どもやる気を引き出すための言葉かけのタイミング
子どものやる気を引き出すためには、適切な言葉かけも大切ですが、さらにタイミングを見極めて言葉をかけることで、子どものモチベーションを最大限に高めることができます。
まず、新しい挑戦や活動を始める前にポジティブな言葉をかけることは、子どものやる気を引き出すための基本です。
例えば、
「楽しんでやってみようね」
「あなたならきっとできるよ」
という励ましの言葉は子どもに自信を持たせ、挑戦する意欲を高めるでしょう。
また、日常生活の中で子どもが成し遂げた小さな成功を見逃さず、積極的に褒めることを心がけましょう。
「靴をちゃんと揃えたね」
「お手伝いをしてくれてありがとう」
といった小さな成功体験を認めることで、子どもは自己肯定感を高めます。
こうしたタイミングに応じたポジティブな言葉かけの積み重ねが、子どもの大きな自信とやる気につながっていくのです。
子どものやる気スイッチを押す!具体的な褒め方とは?
子どもが何かに挑戦したり努力をしている姿を見かけたら、その過程をしっかりと認める言葉かけを心がけましょう。
例えば、
「頑張っているね」
「よく続けているね」
といった言葉は、子どもの自信を育む効果があります。
また、褒めるときには具体的な言葉を使うことも大切です。
「よくできたね!」だけでなく、
「この絵、とても色使いがきれいだね」
「今日は早く宿題を終わらせたね」
といった具体的な褒め言葉は、子どもに対して何が良かったのかをわかりやすく伝えることができます。
子どもが困っているときや失敗を経験したときには、共感の言葉をかけると良いでしょう。
「それは辛かったね」
「よく頑張ったね」
といった言葉は、子どもの気持ちを受け入れ、安心感を与えます。
また、子どもは共感されることで自分の気持ちを理解してもらえたと感じ、次に向けたやる気を引き出すことができます。
まとめ
この記事では、子どもへの効果的な言葉かけについて詳しく解説しました。
「すごいね」「賢いね」といった一方的な褒め方ではなく、ポジティブかつ具体的に、過程に注目して褒めることを意識しましょう。
親からの声かけは、子どもの自己肯定感ややる気に大きな影響を与えます。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。