【小山】間々田八幡宮の『涼風風鈴まつり』で出会った猫神様に願いごとを
風鈴の音色に涼を感じるこの季節。
今回は、栃木県小山市の間々田八幡宮を訪れた。
現在、間々田八幡宮では『涼風風鈴まつり』が開催されている。使用する風鈴は、職人が一つ一つ手作りしたという江戸風鈴だ。
期間中、夜間のライトアップも行われている。この機会に宵涼みに出かけてみてはいかがだろう。
間々田八幡宮について
【主祭神・御神徳】
・誉田別命(ほんだわけのみこと)/第15代応神天皇
勝負必勝、出世開運、厄除け・方位除け、金運上昇
・息長帯姫命(おきながたらしひめのみこと)/神功皇后(応神天皇の母神)
子授け、安産、子育て、学業成就
間々田八幡宮は今から約1300年ほど前、奈良時代中期創建と伝えられる。
社殿は1800年初頭に一度焼失したが、その約50年後に再建され現在の姿となる。社殿の内外には、当時、日光東照宮の改修を手掛けた職人たちによる見事な彫刻を見ることもできる。
また、境内の4対の狛犬にも注目して欲しい。
ある一対の狛犬は、思わず微笑んでしまうようなユニークな顔立ちをしている。この狛犬がモチーフの御朱印を受けることもできるので参拝の記念におすすめしたい。
御朱印について
間々田八幡宮では、常時数種類の御朱印を受けることができる。
特に月替わりの御朱印は、季節を感じられる美しく可愛らしい御朱印で知られる。8月の月替わり御朱印は「涼風風鈴まつり」と見開きの「納涼ネコネコ祭り」で、夏らしいカラフルな御朱印だ。
たまに猫神様
月替わりの御朱印にもあるように、間々田八幡宮は猫との縁が深い。参拝の際、拝殿の奥の方を見ると猫様が鎮座していた。
ほっこりと温かく、ありがたい気持ちなったのはなぜだろう。
神社の猫たちを十数年にわたり毎日世話をしている方がいることや、参拝に来るたくさんの優しい人たちに大切にされていることを知ったからだろうか。
猫たちは気ままに生活をしているようで、会えるときもあれば、まったく会えないときもある。それでも会えたときは、願い事まで叶えてくれそうな、そんなありがたさがある。
最後に
『納風風鈴まつり』は8/31まで。
間々田八幡宮は約二万坪の広大な敷地を有していて、その一部が間々田八幡公園として整備されている。
ゆっくりと境内を散策して風鈴の音色に涼を感じて欲しい。
【基本情報】
間々田八幡宮
アクセス:
*お車でお越しの場合
東北道「佐野藤岡IC」より約30分
圏央道「境古河IC」より約38分
北関東道「宇都宮上三川IC」より約55分
*電車でお越しの場合
「JR間々田駅」よりタクシーで約5分あるいは徒歩で約30分(2.5km)
駐車場:有
参拝時間:9:00~16:30