ダンダダン登場「フラットウッズ・モンスター」別名「3mの宇宙人」あなたは遭遇したらどうしますか?
人気アニメ「ダンダダン」に登場したフラットウッズ・モンスター。その実際のモデルとなった1952年の事件をご存知でしょうか?身の毛もよだつ3メートルの宇宙人に遭遇したら、あなたは冷静を保っていられるか、この記事で確認してみましょう。
■3メートルを超える宇宙人「フラットウッズ・モンスター」
1952年、アメリカのウエストバージニア州 フラットウッズの町で、何らかの発光体が落下していくのが目撃されました。ちょうど学校の運動場でフットボールをしていた十代前半の子ども3人は、その発光体が丘の上に着陸するのを見つけます。そして、そのほかの友人も引き入れ、発光体が落下したと思われる地点へと向かいました。
そして、そこには驚くべき光景が広がっていました。直径3メートルほどの火の玉が燃え盛っており、周辺には刺激臭を伴う霧が立ち込めていたのです。そして、その様子を観察していると、遂に皆さんが待ちわびていたあの物体が姿を現しました。
そう、「フラットウッズ・モンスター」です。その生物は全長3メートルを超えていたといわれ、シューッと音を立てて浮上しながら少年たちに近づいてきたのです。子どもたちはパニックになって一心不乱に現場から走り去りました。
そのあと、発光体の落下に関しての通報を受けた保安官と地元紙ジャーナリストは、子供たちに聞き込み調査を行い、モンスターがいたとされる現場へ急行します。そこには「胸の悪くなるような、焼けつくような、金属のにおいがまだ立ち込めていた」という証言が残っていますが、モンスターは既に消え去った後でした。
■メンフクロウと見間違えた?
「フラットウッズ・モンスター」との遭遇の話は書くメディアで報道され、瞬く間に全米に伝わったことで人々はパニックに陥りました。なぜなら、その年の7月にもワシントンでUFO騒ぎが起こったばかりだったのです。
しかし、よくよく目撃状況を分析してみると、その見た目や飛んでいる際の動き、シャーッという鳴き声などがメンフクロウに似ているという説が浮上しました。さらには、イラストに描かれた「爪が生えた小さな手」も、メンフクロウの足と考えると合点が行きます。このことから、隕石の落下した地点でメンフクロウを見つけたのでは、ということで結論づけられることとなりました。
果たして、「フラットウッズ・モンスター」は本当に存在したのか?もし地球にやってきたのだとしたら一体目的は何だったのか?本当のフラットウッズは、今もあなたの心の中で虎視眈々と地球侵略のチャンスを伺っているのかもしれませんね。
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