【知ってほしい】もうすぐゴールデンウィーク!長期休み前後は子どもの心が乱れがち【幼児】
4月も終わりを迎え、待ちに待ったゴールデンウィークに突入しようとしています。
家族やお友達と出かけたり、または人混みを避けながらできる楽しい予定を立てているご家庭も多くあるのではないでしょうか?
その楽しい予定の前後、特に長期休みの前後は、お子さんの心が良くも悪くも大きく乱れるので注意が必要です。特に直前、楽しい予定を台無しにしないようにお子さんの様子をよく見ていきましょう!
【直前】ハイテンション過ぎて怪我に!
ゴールデンウィーク、夏休み、冬休み、春休みの前など長期休みの前は、この後大好きな家族と長い間一緒にいれることが分かっていたり、楽しい予定が待っていることが分かっている年齢のお子さんは、とても気持ちが高まっています。
そこで、注意してほしいのが怪我!
保育現場で見ていると、朝登園した時点からほとんどの子がいつもとは違うテンション。「わたしは○○に行くんだ~!」「ぼくは○○に会うの!楽しみだね!」といった弾んだ会話が聞こえてくるとともに、行動がアクティブになっている様子も見受けられます。
ですから、朝の会で楽しみな気持ちに共感しながらも「いつもとちょっと違うから騒ぎすぎて怪我しないようにね」と声ををかけるものの結局いつもはやんちゃしないようなお子さんまで怪我をしてしまうということも見てきました。
こうなると、怪我をした・させてしまったということでなんとなく嫌な連休前になってしまいますよね。
ですから、怪我をして楽しい予定が台無しにならないように、ご家庭でもハイテンションになりすぎないよう「お休みはみんなで元気に楽しもう」「ワクワクするのは分かるけど怪我をするような行動をしてはいけないよ」などとお話をしていただくのもいいかもしれません。
特に元気の良い男の子、注意が必要です!
【直後】大号泣・大暴れで登園渋り
大好きな家族と愛情いっぱい、楽しい時間を長く過ごした後に必ずと言っていいほど起こるのが”登園渋り”。大人でも「行きたくない」という気持ちが出るので、おかしいことではありません。
特に年齢が低いお子さんや、入園・進級からゴールデンウィーク前までは泣かずに登園していたお子さんに多くみられます。年長児くらいになると、朝から笑顔で登園し「先生聞いて聞いて!」と楽しかった思い出を話してくれるお子さんも多くなります。
しかし、「園の服に着替えるのもやっとでした。」「園に連れてくるのも精一杯でした。」「泣いて暴れてすごかったです」と朝の戦いを終えて、やっとの思いで泣き叫ぶ我が子を連れてきたという保護者の方が多いです!
家庭から離れ、お友達がいて楽しくも成長のため頑張ることがある園生活と、比較的自分の好きなこと・楽しいことをたくさんできる長期休みとをどちらも経験したゴールデンウィーク後なので登園を渋るのはあたりまえです。むしろ十分楽しめた証拠です!
泣き叫んでいるお子さんを見るとかわいそうに思うかもしれませんが、頑張って園まで辿り着いたら、すぐにお子さんから離れてくださいね!その方が早く気持ちも切り替えられますし、意外とスムーズに活動に入ったり、お友達とゴールデンウィークの楽しい思い出を話しているお子さんも多いですよ!
保育士・幼稚園教諭は長期休み後の状況に慣れているので安心して預けてほしいです!
【終わりに】
長期休み前後は、普段と大きく生活スタイルが異なります。一緒に過ごす人も、時間も食も場所も。ですから、当然お子さんの心は上下します。
それを前提にその都度対応していただき、お子さまと楽しいゴールデンウィークをお過ごしください。