2021年の主役を飾った韓国はグローバルビジネスをいかに加速させるのか

テレビ業界ジャーナリスト

2021/12/28(火) 8:10

　2021年も映像コンテンツビジネス市場の主役は韓国だった。社会現象に広がった『イカゲーム』のインパクトは韓国が仕掛け始めているグローバルビジネスにも有利に働いていくのではないか。ハリウッドの制作会社を巨額買収する動きや、動画配信プラットフォームの海外進出計画など、具体化している。

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長谷川朋子

テレビ業界ジャーナリスト

1975年生まれ。放送ジャーナル社取締役。国内外のドラマ、バラエティー、ドキュメンタリー番組制作事情をテーマに、テレビビジネスの仕組みについて独自の視点で解説した執筆記事多数。得意分野は番組コンテンツの海外流通ビジネス。仏カンヌの番組見本市MIP取材を約10年続け、日本人ジャーナリストとしてはこの分野におけるオーソリティとして活動。業界で権威あるATP賞テレビグランプリの総務大臣賞審査員や、業界セミナー講師、行政支援プロジェクトのファシリテーターも務める。著書に「Netflix戦略と流儀」（中公新書ラクレ）、「放送コンテンツの海外展開―デジタル変革期におけるパラダイム」（共著、中央経済社）。