【子育て】子ども同士のトラブルで「ごめんね」が言えない!親として知っておきたい適切な対応方法☆
こんにちは!さっこせんせいです☆
友達同士の関わりが出てくると、嬉しい反面トラブルも出てきますよね。そんな時『ごめんね』が言えない我が子に焦ってしまうママパパは多いのではないでしょうか?友達同士に限らず、きようだい間でもあり得る悩みかもしれません。
今回は、子ども同士のトラブルで『ごめんね』がなかなか言えない時、親としてどのように対応したらいいのかをご紹介します!
▷『ごめんね』が言えないのはダメなこと?
我が子が「ごめんね」が言えないとついつい「ごめんなさいでしょ」「謝りなさい」と言いたくなってしまいますよね。もしあなたのお子さんがなかなか謝れない子だとしたら、それには理由があります!!
それを説明するために、まずは月齢別の特徴についてお話させてもらいます!
2歳ごろの子ども
自分以外の存在に初めて気が付く時期です。子どもはそれまでは ”自分” と ”他人” の区別ができていません。2歳ごろになると、 ”自分” という存在に気が付くようになり、同時に ”他人(自分以外)” の存在にも気が付きます。これが自我の芽生えです。
この時期は自分以外の存在に気が付いたばかりなため、相手に気持ちがあることや、相手の立場に立って考えるということはまだまだできません。
3歳ごろの子ども
2歳以降から、自分以外の存在には気が付いていますが、自分が起こした行動のせいで相手が泣いたとしても「あれ?泣いちゃった。なんでだろう?」と思う程度です。
自分のせいで泣かせてしまった、怒らせてしまったとしても、その原因が自分にある(自分と関係している)ところまでは結び付けて考えられません。
4歳ごろの子ども
ここでようやく ”相手にも気持ちがある” ということに気が付けるようになります。相手が泣いたり、悲しんでる姿を見て、心を痛めたりするようになるのはこの頃の時期からです!
つまり!
4歳前の子どもたちは、自分が原因のトラブルが起きたとしても ”なぜ自分が謝らなければいけないのか” がわかっていない子が多いのです!親からしたら、自分の子が悪いと思っていても、本人がそれを理解できていないのですから、謝ろうとしないんです。
4歳前で謝れる子もいるかもしれませんが、なぜ謝らなければいけないのかを理解できていない状態で謝っている可能性もあります。
親として、謝れない子どもにすべき対応は、
【悪いことをしてしまった。ということに気が付かせること】
だけです。
「ごめんなさいでしょう!」「謝りなさい」とすぐに伝えるのではなく、何がいけなかったのかをまずは丁寧に説明してあげてください。そのうえでママパパと一緒に「ごめんなさい」を言ってみましょう。
しかし、この時に一緒に謝れなくても大丈夫です。大事なのは子どもが謝ることではなく、”いけないことをした” ということに本人が気が付くことだからです。
親が謝る姿を見て
・自分は悪い事をしちゃったんだな
・こういう時は謝るんだな
ということを学んでいきます。
もちろん4歳以上の子でも頑なに謝ろうとしない子はいますよね。私からしたらサラッと「ごめんね」と言う子よりも、頑なに謝ろうとしない子の方がよっぽど ”悪いことをした” と感じているように思います。
そんな時にも親がお手本を見せて謝りましょう。そして後から我が子にかける言葉は「なんで謝らなかったの!」ではなく、「どんな気持ち?」と聞いてみてください。繰り返し伝えていますが、大事なのは自分が悪いことをしたということを理解できているかどうかです。わかっていないようなら説明しましょう。
わかっているのなら、謝れるはずです。トラブル直後だとなかなか素直になれずに謝れない子もいます。落ち着いてからでもいいので、自分が悪かったということに気が付くことができたら、後からでも相手に一緒に謝りましょう。
そして謝ることができたらそれを認めてあげましょう。「勇気をだしてごめんねが言えたね」「ごめんねができると気持ちがいいね」というように、謝ることのメリットを伝える事でいいイメージが持てるようになります。
我が子が謝れないと、親としては周りの目が気になるところですが、子どもたちはまだまだ学習途中です。謝れなくて当たり前なのです。焦らず子どもの成長を信じて対応してみてください。
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