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お花が咲かない3つの原因とは【ガーデニングのプロが解説します】

mappysgarden園芸家

春にお花を植えたのにイマイチ咲かない、夏に咲くお花のはずなのに咲かない。こんなお悩みをガーデニング歴25年の経験談で解説します。

ガーデニング初心者の方は、何故だろうと思いますが、大きく分けて3つの原因があります。

  • 日当たり
  • 水管理
  • 虫対策

ズバリ上記のことが原因のことがとても多いです。

この記事内で解決策を紹介していきますので是非ご一読くださいね。

この記事内には一部PWという有名なお花のメーカーさんのスーパーアンバサダーを務めさせていただいている私に、提供されたお花の苗から育てたものを含めて、記事とし又は、育った様子の画像とともにて紹介しています。

お花が咲かない原因とは

お花が咲かない原因は、日当たりが悪い、水管理が出来ていなくて大抵の場合水の与えすぎです。

他には虫が一つのお花につくと、次々に蕾、お花が全て食べつくされお花が咲かないことがあります。

いずれかに該当するなら対策してみましょう。

お花の日当たり

お花は日陰でも咲くものもありますが、ほとんどのお花は直射日光が最低でも半日4時間程度は当たらないと花数は極端に減ります。

日当たりが良くても、西日が当たる場所は逆に弱って咲かなくなることもあります。

真夏の場合は、すべてのお花で言えることですが、西日が当たらない、午前中に

日当たる場所がベストです。

お花が咲かないなら南側の日当たりがいい場所へ移動してみましょう。それだけで数週間でお花は倍増するかもしれません。

お花の水管理

お花の水やりは、鉢植えの場合でも土が乾燥しなければ与える必要はありません。お花は水を求めて地中深く根を伸ばし、根が成長して初めて、地上部が成長します。

初心者の方は毎日水やりをしがちですが、乾いたら与えるだけで、十分。この水管理をすると根が伸びて地上部の葉っぱが成長しお花もよく咲きます。

ちなみに、地植えの場合は基本水やりは植え付け時以外は不要です。よほど高温で雨が1週間以上降らないとかなら与えてもいいと思いますが、地植えは水やり不要です。

お花が虫食いにあっている

お花の葉っぱはしっかり育っているのにお花だけ咲かない、咲いてもすぐ消えてなくなる。そんな時は虫に食べられている可能性があります。

こんな時は、殺虫剤のスプレーや、ナメクジ・カタツムリの誘因殺虫剤も効果的です。どこかに虫は隠れていて、徹底的に1本だけ食べる傾向にあります。

お花がおかしい、咲かない、時は夜間に活動するヨトウムシや、ナメクジ、カタツムリ、アオムシなどを疑ってみましょう。上手く駆除できればお花はよく咲く様になります。

まとめ

お花が咲かない原因は肥料の不足という事はほぼありません。咲かない原因は日当たり、水管理、虫対策。こんな感じです。

お花を玄関の軒下に置いているとあっという間に花数は減りやがて咲かなくなります。お花にとっては日当たりはとても大事。

日当たりが悪い場所の咲かないお花を日当たりのいい場所へ移せば1か月もあれば驚くほど花数は増えます。これくらい日当たりは大事という事です。

ガーデニングを始めてみたけどお花が咲かない、そんな時にぜひお試しくださいね。

園芸家

イギリス留学で見た庭作りを実践して25年。ガーデニング初心者の方の役に立つ情報を発信しています。私の経験してきたこと全てを記事に書いています。 ★PWスーパーアンバサダー ★Instagramのフォロワー4.2万人超え ★テレビCMに使われた我が家の庭です 超手抜きの芝生管理法はブログ記事で有名すぎ!

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