あいさつができない子に育つ!じつは”逆効果”な親の声かけ
あなたのお子さんは、園の先生や友達が「おはよー!」「こんにちは!」とあいさつしてくれたとき、あいさつを返すことができますか?
実はあいさつができない子が増えています。それもそのはず。昔と比べて近所づきあいが減り核家族化も進む今、あいさつをかわす習慣が減ってきています。
しかし、人間関係を良好にするためにも、あいさつは大切です!
子どもがあいさつをしなくなってしまうNGな声かけがあります。
それは・・・
「あいさつしなさい」
あなたは言っていませんか?あいさつは強要されればされるほど、しなくなってしまうものです。
まず考えてほしいことが、
①あいさつの必要性をわかっているか?
大人にとってあいさつは大切なものです。子どもはどうでしょうか?あいさつをしない子は【あいさつをする必要がない】と思っている子が多い場合があります。つまり、「あいさつはしなくてもいい」と思ってしまっている可能性があるんです。
「あいさつしてもらうと気持ちがいいな」
「おはようって言うと先生嬉しそうだね」
というように、あいさつは気持ちがいいものであること、みんなが嬉しい気持ちになる。ということをさりげなく伝えましょう!
②子どもなりのあいさつがあるかも…?
言葉をかわすのが大人のあいさつです。しかし、子どもをよく見てみると、「よ!」と言ってお友達をつついたり、ニコッと笑いかけていることもあります。
これが子どもの世界のあいさつなんです。つまり「おはよう」と言えないからと言って【あいさつができない】ワケではないのです。子どもなりのあいさつをちゃんとしている可能性があります。
▷どうしたらあいさつができるようになるのか
方法は1つです。子どもの目の前で大人があいさつする姿を見せることです。たったこれだけの積み重ねが、とても大事なのです。
大人の姿を見て子どもは
・あいさつはこうやってするんだ
・あいさつすると笑顔になるんだ
というようなことを学んでいきます。
恥ずかしくてなかなかあいさつができない場合もありますよね。
そんな時には
・「一緒に言ってみよう」
まずは大人と一緒に言う経験をする
・「先生に聞こえない声で言ってみようか」
小さな声でも言ってみる経験をする
・「先生におはようって言ってみる?」
事前に知らせて心の準備をさせる
というように、スモールステップではじめてみてください!
まとめ
あいさつはだんだん言えるようになります。「あいさつしなさい」と焦ってしまうのは逆効果なんです。ママパパが挨拶する姿を、子どもはしっかり見ていますよ!そこからちゃんと学んでくれているはずです。
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