旅行・グルメ・おでかけライターのsatochinです。長野県上田に出かけたら食べたいのが焼き鳥。60年以上愛されている美味（おい）だれをつけながら食べる焼き鳥は、ビールはもちろん、ご飯にもよくあいます。ただし、ニンニクたっぷりなので要注意。

信州上田のご当地グルメ

長野県上田駅を降りたところで目にした看板「信州上田のご当地グルメ　美味だれ焼き鳥」。美味だれと書いて“おいだれ”と読みます。昭和30年代に、上田の焼鳥店「鳥正」初代店主が仲間と一緒に考案したといわれています。焼鳥にあとからたれをつける新しい食べ方は、あっという間に上田の焼鳥屋に浸透。多くのお店で美味だれ焼鳥を出すようになりましたが、各店舗によって味が違います。

美味だれ焼鳥は、令和4年文化庁が定めた地域で世代を超えて受け継がれてきた100年続く食文化「100年フード」に認定されました。

上田駅前「信州食堂 ニューゴールデン」

そんな看板を見たら食べたくなるというもの。駅前を見渡したら「信州食堂 ニューゴールデン」というお店が目に入ってきました。正式名称は「上田ニューゴールデン」。長野県内に7店舗、長野のご当地グルメが食べられる居酒屋チェーンです。

チェーン店ですが店舗によって微妙にメニューも違うようです。

見た感じは酒場という感じですが、食堂と書いてあるので食事もできそうと近づいてみると、昼12時から営業で、昼飲みもできますがメニューには定食もありました。

1階はカウンターとテーブル、2階にも席があります。平日でしたが、みなさん昼から盛り上がっていました。

筆者はカウンターへと座りました。

美味だれ焼鳥実食！

焼鳥はタレ、塩、美味だれから選べます。ねぎま、とりもも、ささみ、砂ぎも、ししとうをオーダー。もちろん、美味だれで。ししとう以外は170円（税込）です。ししとうは127円（税込）。

ちょうど目の前で焼いてくれました。

美味だれはお皿の横に添えられています。

焼鳥をつけて食べてみると、確かにニンニクたっぷり！ガツンとくるおいしさです。甘いたれに慣れているので、この味は斬新。ニンニクたっぷりの醤油ベースのたれは、鶏肉はもちろん、野菜にもよくあいます。

熱々焼きたての美味だれ焼鳥をキンキンに冷えたビールと飲んだら、これは飛ぶぞ。

残念ながら、この後仕事があったので、冷たいウーロン茶で我慢。

定食も安い！

食堂というだけあって定食の種類も多く、しかもお手頃価格。筆者はおでん定食を追加。カウンター目の前の大鍋でおでんが煮込まれていて、我慢できなくなったんです。

お味噌汁と胡瓜の漬物つき。おでんは大根、玉子、ちくわ、こんにゃく、スパム！

スパム？実はこちらのお店、長野名物だけじゃなく、なぜか沖縄料理も食べられるのです。どれも、お出汁がシミシミです。

驚いたのが辛子だけじゃなく、たれも添えられていたこと。美味だれかと思ったけど、ちょっと違う味でした。

これだけメニューが揃っているなら、ランチの利用にもいいですね。

駅から近いので、サクッと上田の名物を食べたい人にはオススメのお店です。

美味だれは駅中のお土産屋さんでも販売していました。そちらを買って自宅で楽しむのもいいですね。筆者はうっかりニンニクたっぷりなのにランチで食べちゃいましたが、おいしかったので後悔していません。その後コンビニでブレスケアを購入してからお仕事に行きました。ニンニク好きにはたまりませんよ。

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