お見合いツアーで地方在住の男性が大モテ! その理由は【非日常】【異空間】【貧乏性】?!
◆岡山県美咲町のお見合いツアーがNHKで紹介されました◆
先日、NHK総合TV「あさイチ」で岡山県美咲町のユニークな町おこしが紹介されました。
美咲町は卵かけご飯を日本で最初に食べたといわれている人の出生地。
様々な“幸せ”で町を元気にする試みを行っているそうです。
放送されたのは
・満腹の幸せ・・・町営の卵かけゴハン食堂では新鮮な卵と棚田米を使った卵かけごはんが300円で食べ放題。県外からも客が押し寄せ大人気。
・若者たちの幸せは恋愛成就・・・婚活イベントを開催、出会いの提供だけでなく結婚式までも町を挙げてバックアップ。
・子どもは幸せの卵・・・スーパーで子供服売り場が充実。子だくさんを推奨、子育てを町ぐるみでバックアップ。
などなど。
紹介された婚活イベントは、日本仲人協会とNPO法人全国結婚相談業教育センターが主催したお見合いツアーです。
美咲町の男性と、地方に嫁いでもいいという関西に在住している女性との出会いをサポートするもので、2012年3月と10月に開催されました。
3月には男女10人ずつ参加で7組カップリング、10月には男性10人、女性11人の参加で6組がカップルになりました。
◆地方在住男性とのお見合いツアーでカップルが多く生まれる理由◆
最近、地方在住男性と、その他の地域の女性とのお見合い(婚活)ツアーが盛んで、テレビ番組(もてもてナインティナイン)などでも放送されています。
とてもたくさんの女性が参加し、お目当ての男性に積極的にアプローチしています。
カップリング率も非常に高いように思います。
もちろん、皆さん素敵なので・・・という理由もあります。
だけど一般的には、地方在住というのは都会生活に慣れた女性に対して、ネガティブポイントになることがあっても、アピールポイントにはなりにくいです。
それでも、こういった地方でのお見合い(婚活)ツアーで、男女は恋に落ちやすい。
その理由は、お見合いツアーでの体験が【非日常】かつ【異空間】だからでしょう。
旅先で、現地の異性にときめく。
スキー場の男性インストラクターや、田舎の素朴な女性に心惹かれる。
そんな経験、みなさんにもありませんか?
【非日常】で人は、感性豊かな“旅人”となり、テレビカメラが回っていたりすると“主演俳優”の気分にもなります。
また、自分のことをよく知る人間がいない【異空間】なので、「照れ」ることがないんですね。
知人の目を気にすることなく、目の前の異性との関係に没頭できるわけです。
◆もう1つの理由は“せっかくきたのだから”と“もったいない”◆
もう1つ、考えられるのは【貧乏性】?!
と書くと語弊があるかもしれませんが、言葉を変えると
「せっかく来たのだから」
「手ぶらで帰るのはもったいない」
「幸せをつかんで帰ろう」
という意気込みです。
最終的にはポジティブなモチベーションなので、厳密には貧乏性と呼べないかもしれませんね。
美咲町の婚活ツアーの場合、女性は無料だったとはいえ、貴重な休みに出てきているわけです。
男性はお金を、女性は時間を使ったぶん、「タダでは帰らない、何かを得て帰ろう」という気持ちになるのでしょう。
どんなモチベーションでも、どんな出会い方でも、出会って幸せになるのなら、それが一番です。