【毒親にならないために】子どもを突き刺す一言に注意!言ってしまいがちな「なんで?」を言い換えよう
なんで?
って子どもを問い詰めた経験、ありませんか?
実は、親がなんで?って聞くとき
行動の理由を聞くというよりは問い詰めて謝らせようという意識が働いている場合が多いです。
怒る気はなくて、本当に子どもに理由をこたえてほしいと思っているママやパパももちろんいるでしょうが…
自分が「なんで?」と聞かれるとドキッとする方は多いのではないでしょうか。
この記事では、
「なんで」と聞くのがどうして好ましくないのか
どんなふうに子どもに影響するのか
どんなふうに言い換えればいいのか
について解説していきます!
なんで?なんて、子どもは答えられない
子どもが好ましくない行動をとったとき、実は多くの子どもは「今自分がやったこと、よくなかったな…」と自覚しています。
そんな風に感じている子どもに対して「なんで?」と問い詰めると、子どもはどう思うでしょうか。
・どうしよう、やっちゃった…
・なんでって言われてもわからない…
・どうしたらいいの?
彼らの頭の中はきっとこんな風になっているでしょう。
ちなみに、自分のやった失敗について自覚できない年齢の子どもはそもそも「なんで?」という問いに答えることができない場合が多いです。
子どもを問い詰めるのはやめよう!
経験も語彙も豊富な大人に、子どもが口論で勝てるはずがありません。
問い詰めた先に「ごめんなさい」と言わせることが習慣化すると、子どもは親の顔色をうかがったり本当の気持ちを隠したりするようになってしまいます
謝ろうと自分で思って謝るのではなく、親によって謝らせるという状態は、ともすれば「謝ればいいんでしょ」と思考停止することにもつながります。
なんで?じゃなくて何かあった?って変えてみて
子どもの行動に対して、
コレはやめてほしいな…
と思ったら
なんで?
ではなくて
何かあった?困ってる?
という聞き方に変えてみましょう!
よくある具体例を3つ解説していきます。
例:子どもが部屋を散らかした
NG例 なんで片付け終わってないの?
OK例 お片づけ、どうやったらいいか困ってない?
例:きょうだい喧嘩で上の子が下の子を叩いた
NG例:なんで叩いたの?
OK例:何か嫌なことがあった?
例:子どもが大切なものを壊した
NG例:なんで壊したの?
OK例:何かあったのかな?
伝え方と言い方で印象ががらっとかわりますよね。
いかがだったでしょうか?
OK例として一例を挙げましたが、これも怖い顔や声で言ってしまっては問い詰めるのと一緒になってしまいます…
一呼吸置いて、冷静に子どもの言葉に耳を傾けていきましょう。
謝る、という行為自体を強要するのではなく、子どもが自分の頭で考えるきっかけをつくっていきたいですね。
生活や声かけの中に少しずつでも取り入れていくと、子どもの行動がガラッと変わります。
これからも理性的な子どもに育てるための情報を発信していきます。
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最後まで読んでいただきありがとうございました!