桜がほぼ満開となった時期に、まさかの大雨。2日夜から時折強い雨音が響き、桜の木を心配した人も多いのでは。今日(4日)の朝はスッキリした空とはならないものの、雨があがり散策できそうな天気になりました。今回は、大和町にある「多布施川河畔公園」周辺に行ってきました。

道路沿いに続く桜並木。ここは多布施川河畔公園から北に進み、「さが水ものがたり館」のある分かれ道からさらに北方面に伸びる道路沿いの写真です。この季節は心なしか、ここを通る車の速度が緩やかになるような…うっとりするような景色が続いています。もちろん、運転に注意しながら。

途中、3～4台ほど車を停められるスペースがあるので、ここに停めて散策もできます。階段を上ると、少し上から桜並木を眺められます。

地面はピンク色に。昨日の雨や風で散った花びらが、折り重なるようにして積もっていました。風が吹くたびまたハラハラと…桜が散るシーンもまた風情があり、「満開だけが見頃じゃないんだよなぁ」としみじみ。それでもやはり、終わりに向かう桜の景色が名残惜しい。

振り返ると3日前、4月1日は快晴で9分咲き？

ちなみに3日前にも同じ場所に行きましたが、今思えば9分咲き…ほぼ満開だったと思います。そのときの景色がこちら。

階段上から見た木々は1つに枝にたっぷり、ふわふわと花びらが咲いていました。緑と青、ピンク…道路にはまだ花びらが落ちておらず、少しの風では舞うことなく、しっかりと枝についていました。

長く続く桜の道。公園の川沿いにも。

その後、また「さが水ものがたり館」前の分かれ道に戻り、イオン方面へ。その途中で右に曲がると、川を挟んだところに多布施川河畔公園の駐車場があります。※駐車場はいくつかあるので、利用シーンに合わせてご利用ください。

こちらも川沿いに桜の木が並んでいます。ここも散り始め。風で遠く飛び、水面に浮かんでいる花びらもちらほら。

先日までは、咲いていない箇所は近づくと蕾が待機していましたが、これは既に散ったあとでした。

同じく、3日前と比較。公園内もほぼ満開！

公園敷地内に入ると、通り道の両側、その奥にも満開に近い木々が。

木々が重なり合い、トンネルのようになっている場所も。みなさん見上げながらゆっくりと散歩を楽しんだり、写真を撮ったり。シートをひいて花見をしている姿も見られました。

公園に足を踏み入れてゆっくり見られない方は、さきほど紹介した道路沿いの木々を車から楽しむのも良いと思います。公園をご利用の際、満開に近いときはどの駐車場も車でいっぱいだったので、事前にいくつかの場所を調べておくと良さそうです。

大雨で思ったよりも早く満開の時期が過ぎてしまいましたが、まだまだ桜はたくさん残っています。ピークを越え、風ではらはらと散り行くシーンが見られるのも、春の景色ならでは。ふらっと散歩するだけでも春の訪れを感じられます。天気をチェックしつつ、今年の桜見納めにお出かけしてみてはいかがでしょうか。