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【大阪府豊中市】大きな福が来てくれそう!びよーんと伸びて、ぼでっとかわいい昔ながらの製法で作る大福餅

小澤まみライター(豊中市)


野畑図書館の目の前にある和菓子屋『福寿堂』。その日の朝作られる、出来立ての和菓子がいただけます。ぼでっとした形がかわいい「大福餅」や「かるかん」など、魅力的な和菓子が並んでいました。

お店の様子

創業は1966年。昔ながらの街のお菓子屋さん、というあたたかい雰囲気が漂っていますが、現在の場所に移ったのは2003年だそう。

いかにも和菓子屋という店構えの店内には、定番物から季節を感じられる和菓子や焼き菓子、上生菓子がずらりと並んでいます。

大阪モノレール「少路駅」より徒歩15分。野畑図書館の目の前にあり、近くには千里川が流れ、野畑南公園も徒歩圏内。

その日の朝に作る出来立ての「朝生(あさなま)」が食べられるのが嬉しくて、図書館や公園で遊んだ帰りにお菓子をひとつ、という気分になります。

和菓子

今回ご紹介するのは、「大福餅」(160円)、「豊中の里」(230円)、「かるかん」(200円)、「さくら餅」(160円)です。

▲左から反時計回りに「豊中の里」、「かるかん」、「大福餅」、「さくら餅」です。
▲左から反時計回りに「豊中の里」、「かるかん」、「大福餅」、「さくら餅」です。

大福餅

ボリュームたっぷり!手のひらサイズで、結構な重みです。

生地は引っ張ると、びよーんと伸びる柔らかさ。

シンプルな生地に粒あんの甘さが際立ちます。

豊中の里

豊中市の花「バラ」がデザインされた焼き菓子。

和三盆と小粒のいんげん豆・手亡豆(てぼうまめ)を使用していて、中に黄身あんが入っています。

生地がしっかりしていて、満足感がありました。黄身あんは口の中に入れるとすぐに溶けます。

かるかん

鹿児島県をはじめとする、九州や沖縄地方の特産品。自然薯をふんだんに使用したお菓子です。

かるかん好きにはたまらない厚み。この厚み、見過ごすことはできませんでした。

生地はもっちりふっくら。素朴な甘み。中のこしあんは優しい甘さです。

桜餅

パックから桜の葉の良い香りが。しばし、この香りに埋もれていたくなりました。

もち米を蒸して乾燥させ、2つ割り3つ割り程度に砕いた「道明寺」を使用しているそうです。そのため、荒い触感ともちもち感が味わえます。

桜の葉はぜひ一緒に食べて。桜の葉の塩気とこしあんの甘さが絶妙です。

保存料などを控えた、安心して食べられる素朴な和菓子でした。

詳細情報

店名:福寿堂
住所:大阪府豊中市春日町3-9-12
電話番号:06-6855-7326
営業時間:10:00~17:30
定休日:月曜日、第三火曜日
    ※月曜日が祝日の場合、変更の可能性あり
アクセス:大阪モノレール「少路駅」より徒歩15分
HP:福寿堂
SNS:Instagram
※全て税込み価格

ライター(豊中市)

読み手よし、書き手よし、世間よしの「三方よし」のライターを目指しています。読んでくれた方の「行ってみたい」「食べてみたい」という好奇心を掻き立てられますように。

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