【家庭菜園】手軽!混ぜるだけ!茶殻堆肥を作ってみよう
こんにちは!ファイナンシャルプランナーの園芸愛好家グロ子です。
お茶が好きなご家庭では毎日大量に出る茶殻ゴミ。
「これなんかに使えないかしら」と思いませんか?
使えます!茶殻はとても良い堆肥になります。
生ごみ堆肥より腐敗のリスクが低くニオイもない。
混ぜて発酵させるだけの茶殻堆肥を作ってみましょう!
茶殻ならなんでも!
- 緑茶・玄米茶 ⇒ 一度蒸してあるので発酵しやすい。玄米茶のお米もそのままでOK
- ほうじ茶・麦茶 ⇒ 蒸した後炒られているので少し発酵に時間がかかる場合もありますが問題なし
- 紅茶・烏龍茶 ⇒ 発酵茶の茶殻は最も早く発酵します
- コーヒー殻 ⇒ 大雑把にこれも茶殻とします。炒ってあるので発酵はゆっくりめです
茶殻の下準備
レンジで水分を飛ばす
茶殻は当然ながらぽたぽた水分が落ちる状態です。
後で土に混ぜ込むのですが、過度の水分は腐敗の原因となります。
私は茶殻をある程度まとめて電子レンジに入れ、加熱して水分を飛ばしています。
乾燥させる必要はありません。
湿っていても固まらず、パラパラ崩れる程度が理想です。
実はこの作業、電子レンジの臭い抜きも兼ねています。
私の台所片付けに欠かせないルーティーンワークとなってしまいました。
何日かかけて茶殻を集めることになると思います。
都度水分を飛ばし、乾いた使い古しの培養土と軽く混ぜておいて下さい。
土だけで堆肥にする場合
土2:茶殻1
堆肥づくりを難しく考える必要はありません。
上記の割合で使い古しの培養土と混ぜ、全方向に通気性のあるメッシュや不織布のプランターバッグに入れて放置しておけば茶殻はそれだけで土に戻ります。
ただ土は湿っている状態にしておいて下さい。
雨ざらしでもかまいません。
以前の堆肥づくりの記事 のように納豆水をかけてやれば発酵は早まります。
混ぜて茶殻が消えていれば出来上がり。
夏は一か月もかかりませんが冬は時間がかかります。
米ぬかを使う場合
米ぬかに注意
コイン精米機の米ぬかを使うなら問題ないのですが、身近にコイン精米機があるとは限りません。
スーパーで購入して使う場合、下の写真のような塩分が加えられているものは堆肥づくりには不向きです。
調味料が配合されている米ぬかはやめておきましょう。
堆肥づくりには原材料名が「米ぬか」のみのものを選んで下さい。
土2:茶殻2:米ぬか1
配合を厳密に考える必要はありませんが、プランター栽培の土に使う場合、米ぬかは2割が上限ではないかと考えています。
入れると発酵がどんどん進みますが、米ぬかを使った堆肥は完熟の見極めが難しいのです。
土と混ぜて使いだしてからまた発酵が始まると、地温が上がり根を傷めてしまいます。
土のみの時と同じようにメッシュや不織布の通気性のある容器に入れて下さい。
湿っている状態を保っておかなくてはいけませんが、温度が上がるのですぐにカラカラになります。
マメにかき混ぜて様子を見て、水分を足しておきましょう。
米ぬかを使うと腐敗リスクが上がる
米ぬかは堆肥づくりには本当に便利なアイテムで、短時間での発酵を可能にします。
でも温度が上がるために腐敗に転ぶ可能性もある。
米ぬかを使ったら過剰な水分は避けなければいけません。
慣れると雨ざらしでも水分を飛ばすコツがわかりますが、初めてやるときは雨がかからない場所の方が良いでしょう。
気軽にSDGsやってみよう!
堆肥づくりや生ごみコンポストのやり方にルールはありません。
季節や場所で条件は違ってきます。
通気性さえ確保されていれば、万が一腐敗しても恐れることはありません。
水分を切って土を被せておけば最後は土に戻るのです。
茶殻堆肥は腐敗しにくいのでコンポスト初心者にピッタリです。
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