7月から個人的にテーマとしていた”初めて利用するお店”と”しばらくぶりのお店”。

これまで利用したことがないお店は、おしゃれなカフェやちょっとお高いお店などです。

この日は、市役所に用事があって街中に来たので『すき焼 三光舎 旭川店』に初めて入ってみました。

旭川では高級店に入るお店ですが、ランチメニューを事前にリサーチしてきたので大丈夫です。

『すき焼 三光舎 旭川店』は、大正6(1918）年に創業した老舗のすき焼き店。

札幌のススキノにもお店がありますが、札幌店の開店は昭和44(1969）年です。

本州で老舗というと江戸時代から続くお店もありますが、旭川の歴史が始まったのは、明治23（1890）に旭川村や永山村、神居村の3村が置かれてから。市になったのは大正11（1922）年のことです。旭川市になる前から営業を続けているのですから、その歴史の長さに驚きます。

お一人様なのに、案内して頂いたのは2階の個室。

居酒屋の個室とは全然違う緊張感があります。靴下に穴が開いてなくて良かったとホッ！

14時までのランチメニューは、1,540円からとお安い価格のものからあります。

注文したのは「とんロースすき焼き定食」。和牛のすき焼きも同じ価格からありますが、北海道ですき焼きと言えば豚すき。子どもの頃から食べ慣れている豚肉のすき焼きをつい頼んでしまいました。

『すき焼 三光舎 旭川店』のすき焼きは、創業以来受け継がれた味噌を割り下に加えるのが特徴です。

こんなにお安いランチメニューなのに、店員さんが目の前で調理してくれて恐縮してしまいます。

お昼から個室で一人すき焼きとは、なんて贅沢な時間なんでしょう！

「とんロースすき焼き定食」の内容は、すき焼き（豚ロース肉・長ネギ・春菊・しらたき・豆腐）、たまご、ごはん、お味噌碗、香の物のセットです。

ごはんはお櫃に入っていて、お茶碗で2杯分ぐらいあります。これはうれしいですよね。

割り下の醤油の味に、味噌の甘みが加わって味わい深いのにまろやかな味。

たまごをからませて頂くと、「美味しい～」の他に表現のしようがありません。

ごはんやお味噌汁がついて、リーズナブルに老舗のすき焼きが味わえる。

これまで『すき焼 三光舎 旭川店』に来なかったことを後悔するほど、超満足のランチですが。いつかは松坂牛のすき焼きも食べてみたいですね。

宝くじが当たらないかな～。