「無印良品週間」がいよいよ10月25日からスタート！

何を買おうかとワクワクしている人も多いのではないでしょうか？

待望の割引セールの開催ですが、実は筆者はあえてすぐに飛びつかないアイテムもあります。

この記事では、元店員で整理収納アドバイザーでもある筆者が、優待セールで急いで買わないアイテムと失敗しない買い物のしかたを紹介します。

急いで買わないアイテムは「収納用品」

無印良品と言えば、シンプルで場所を選ばず使える収納用品が人気です。

この機会にほしかったものを揃えようと計画している人も多いと思います。

けれども、整理収納アドバイザーでもある筆者は、片付けに伺ったお客様宅で、不要になり最終的には処分する収納用品をたくさん見てきました。

収納に限らず、セールなどで急いで買うものは、無駄になってしまうことが多いです。

それに気づいてからはセールだからと収納用品を買うことがなくなりました。

とは言えこの機会に収納を揃える計画をしている方も多いと思いますので、この記事では収納用品が無駄になってしまうNGな買い方を紹介します。

これに当てはまる買い方は今すぐ改めましょう。

1．「安いから」「使うかもしれないから」はNG

収納用品に限らず、片づけ現場で出てきた不用品を購入した理由を伺っています。その回答で意外と多いのが、「安いから」「使うかもしれないから」という理由です。

とくに割引だと値段に釣られて懐が緩くなりがちです。せっかく購入しても使っていないものは場所を取るだけで、ものが大きければ邪魔になるだけ。のちに困ったアイテムに変わってしまいます。

対策

「使うかもしれない」と思ったものが活用されることは、ほとんどない場合が多いです。

今、必要なものだけを購入しましょう。

2．ＳNSで人気があるから…と買うのはNG

「〇〇さん（インフルエンサー）と同じ収納にしたいです」

片づけの相談でよく言われますが、これも失敗しやすい考え方です。

今あるものがインフルエンサーと同じものを同じ数だけ持っていれば、同じ収納できれいに収まります。けれども、まったく同じということはありません。

単純な理由ですが、意外に気づけないことだったりします。

対策

「きれいな収納実例を探すより、ものの整理から」

収納スペースにものが収まらない理由は、「ものが収納に対して多すぎるから」

当たり前といえば当たり前の理由です。

まず、ものを確認して必要か必要でないかを選別します。必要ないと判断したものは手放します。この作業をきちんとすると、今の収納で充分に収まることが少なくありません。

3．置きたい場所の採寸をしないで買うのはNG

「入りそうだから買いました」

これも失敗に多いパターンです。

「たまたま合わせてみたらピッタリ！シンデレラフィット！」なんてことは実は稀。実際に片づけで悩んでいるかたのお宅に伺うと、あと数mmの差で入らなかった収納用品が、宝の持ち腐れになっていることが多いです。

対策

「必ず寸法を測ってから買う」

お客様には必ずきちんと採寸することをお話ししています。収納はシビアな世界で数mmの差で失敗することが多いです。

収納を作りたい場所をきちんと採寸してから買いましょう。

4．実際に使った状態をイメージしないで買う

・実際にカゴなどを置いた時の使い心地

・棚やベッドなど大型の家具を置いたときの使い勝手

SNSで紹介されたきれいなイメージだけが強くて、実際に自分の家で使った時の状態をしっかりイメージされていない場合が多いです。

対策

「実際に使ったときの状態をイメージする」

紙袋は収納を考える上で大活躍するアイテムです。

紙袋を新たに購入したいアイテムと似た大きさになるように、折るなどして高さを調節します。これを収納スペースに置いてみると、使い勝手や新たに収納用品が必要かどうか検討できます。

家具など大型のアイテムはマスキングテープでシミュレーションを

・実際に置いたときに圧迫感がないか

・場所によっては周辺の扉などがきちんと開閉するか

今の賃貸に引っ越した際、大型収納を考えたときに、実際に起きたい場所にマスキングテープを張ってシュミレーションをしました。

良品週間に流されず冷静に判断を！

期間中は人気の商品は欠品してしまうこともあります。けれども。期間中の注文であれば、期間後の入荷であってもセール価格が適用されます。

年に何度もないお得に購入できるチャンスです。

慌てて購入ぜずに冷静に判断して、無駄な買い物がないシンプルな暮らしに一歩近づきましょう。

他にも良品週間に関連する記事を書いております。

併せてご覧ください。

●【無印良品】知らなきゃ損！SNSで話題沸騰の優待セール「良品週間」を元店員が徹底解説

●【無印】良品週間で失敗しない買い物のコツ。元店員が教える本当にお得な商品とは？

※スマホの方はプロフィールからフォローしていただくと、最新記事をいち早くチェックできます。

※記事内の情報は2024年10月の情報です。現在とは異なる場合があります。

※読者が記事の情報に基づいて行う行動や決定については、その責任を負うものとし、当記事はその結果について一切の責任を負いません。

※内容は個人の感想や見解を含みます。