【京都市西京区】駅中にあるシェアキッチンに週1回だけ登場する地元食材バーガーやカレーパンが大人気!
阪急洛西口駅には、駅構内から桂駅に向かう高架下にカフェや和食、洋食、居酒屋などの飲食店やコミュニティー施設などが「TauT 阪急洛西口」として立ち並んでいます。その内、洛西口駅構内エリアにあるTauT の「SUBACO Syokudo」は、毎日日替わりでシェフが入れ替わるシェアキッチンとして運営されています。
現在、金曜日を担当されている「おとくにバーガー」(外部リンク)を2023年9月29日に訪れました。この7月21日にオープンされたばかりの店です。木目調で明るく開放感のあるお洒落な店内に驚きました。運営元が「一杯のコーヒーからまちづくりまで」をコンセプトに西山地域で地産の木造建築を手掛ける「LIV group」と聞いて納得です。
このシェアキッチン専属の女性スタッフが明るい笑顔で出迎えてくださいました。この日のメニューは、おからバーガーと高野豆腐バーガー、カレーパンです。バーガーはそれぞれ通常サイズとミニサイズがあります。ミニだとそれぞれワンコインで3種とも注文しても1500円(税込)とコスパも抜群です。
高野豆腐バーガーを食べてみると、「えっ! これ上質の鶏肉やん」と思わせる高野豆腐のフライが挟み込んであって、めちゃ旨。たこせんなどに使う昔の煎餅を砕いて衣に含ませ、サツマイモのマッシュを塗るのがコツなのだとか。れんこん、ひじき、人参、こんにゃく、きんぴら、白味噌マヨソースなど西山・おとくに地域の食材に徹底してこだわった逸品です。
店主の福島あす香さん曰く、「高野豆腐のフライは、家でも簡単にできますよ」と言います。カレーパンは、地元特産のタケノコの食感と万願寺唐辛子などが肉々しいひき肉と絡んで絶品。このカレーパンの生地やえごま油発祥の地・離宮八幡宮(大山崎町)で授与されている特別仕様のえごま油を塗って、青のりを入れたバーガーのバンズがほどよい歯ごたえでまた美味しい。
それもその筈、福島店主は、長岡京市の南欧風飲食店街「ロングヒル」で毎週火曜だけオープンし、パリッスカッとした歯切れの良いオリジナルの「ぱりすかパン」が人気の「麺麭屋(ぱんや)あこ」(外部リンク)の店主でした。「ぱりすかパン」は、ベトナムの「バインミー」から着想を得て試行錯誤の末生み出した、店の看板商品です。その「ぱりすかパン」が使用されています。
福島店主は「いつか老若男女の胃袋と心を満たす食堂を作りたい」と熱い思いを語ってくださいました。
「SUBACO Syokudo」(外部リンク)京都市西京区川島六ノ坪町59−2TauT阪急洛西口N3 075-754-6100