お母さんはなぜ子供の名前を呼び間違えるの?:記憶の心理学
■名前を呼び間違えるお母さん。
お母さんが、次女の名前を呼ぼうとして長女の名前を呼んでしまう。うっかりすると、三女の名前を呼ぼうとして、長女の名を呼び次女の名を呼び、やっと三回目で三女の名前が出てくる。そんなことありませんか。娘の名前を呼ぼうとして、自分の妹の名前を呼んでしまうなんてことも、ありませんか。
授業の中で学生に質問してみると、多くの学生が「ある、ある」と答えてくれます。ある男性学などは、こう言っていました。
「うちの母ちゃんなんか、僕の名前を呼ぼうとして犬の名前を呼んだ!」
さて、認知症になったわけでもないのに、なぜこんなことが起きるのでしょうか(もちろん、間違えるのはお母さんだけではありませんが)。心理学の研究から、記憶の不思議とメカニズムについてお話します。
■記憶の3ステップ
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