森保ジャパンのW杯出場を手放しで喜べない理由。「ベスト8進出」が近づいたわけではないという現実。
日本のサッカーは、前に進んでいるのだろうか?
カタール・ワールドカップのアジア最終予選で、日本代表はアウェーでオーストラリア代表を破り、本大会出場を決めた。オーストラリアがベストメンバーではなかったとは言え、敵地でアジアの強豪を倒してのカタール行き決定は評価すべきだ。
ただ、状況は手放しで喜べるものではない。
ロシア・ワールドカップを終えた後、選手たちはベスト8進出への希望を次々に口にしていた。だが世界最高峰の大会で「8(エイト)」を目標に掲げるためには、課題をクリアしていく必要がある。
(全2689文字)
■戦術の課題
現在の日本代表を見ていて、まず気になるのは最終ラインの位置だ。
この記事は有料です。
誰かに話したくなるサッカー戦術分析のバックナンバーをお申し込みください。
誰かに話したくなるサッカー戦術分析のバックナンバー 2022年3月
税込550円(記事11本)
2022年3月号の有料記事一覧
※すでに購入済みの方はログインしてください。