黄色くなったブロッコリーは食べられる?野菜のプロが教える変色の原因。
こんにちは、野菜ソムリエプロのサワハナです。
野菜を適切に保存しているはずなのにいつの間にか色が変わっている、という経験はありませんか?そういう時は食べられるのかどうかも不安になりますよね。
今回はこれからの季節旬を迎えるブロッコリーが黄色に変色してしまった場合、食べられるのか?どのように保存すれば良いのか、についてサワハナがお伝えします。
黄色くなったブロッコリーは食べられる?
食べられます!!
ブロッコリーの可食部は他の野菜とは少し違い花蕾という花の蕾の部分です。そのためブロッコリーが収穫時期を超え成長していくと、やがて花が咲きます。
緑のブロッコリーが黄色へと変色してしまう原因は、ブロッコリーが子孫を残すために蕾を開こうと成長をしている証なんです。
しかし、ブロッコリーが花を開こうと黄色く変色していく中では、茎や花蕾の栄養を使うので緑のブロッコリーよりは栄養が劣ってしまいます。食感や風味も少し悪くなってしまうので、変色する前に適切に保存して変色を守りましょう。
冷蔵庫で保存する方法
キッチンペーパーで包みその上からポリ袋で包み立てて保存する
冷蔵庫での保存が1週間を超えてくると段々と黄色っぽく変色してくることがあります。そのため冷蔵庫では3、4日保存が可能です。たくさんある場合やすぐに使う予定がない場合には、冷凍保存をすることで変色を防ぐことができます。
また、ブロッコリーは常温保存には向かない野菜なので買ってきたらすぐ冷蔵庫で保存してください。
冷凍庫で保存する方法
生のまま食べやすい大きさに切るか、軽く塩茹でをして保存袋に入れて冷凍する
※冷凍することによってブロッコリーの食感が少し失われてしまうのでスープなどに使うことで美味しくいただけます。
まとめ
ブロッコリーは黄色に変色しても食べることができます。しかし緑のものと比べると少し劣化してしまっているので、変色を防ぐためにも購入後はきちんと保存することが大切です。
野菜も人間と同じように成長していてそのために変色したり、花が咲いたりするのは素晴らしいことですね。そんな野菜たちを無駄なく美味しく食べ続けるためにも野菜をきちんと保存するということはとても大切なことです。皆さんもブロッコリーを変色から守るためにきちんと保存して美味しく食べましょう。