収穫後すぐに食べないで!野菜のプロが教えるさつまいもが甘くなる保存方法
こんにちは、野菜ソムリエプロのサワハナです。
肌寒くなてきましたが、美味しい秋の味覚に溢れている素敵な季節がやってきました。秋の味覚のひとつである“さつまいも“ 芋掘り体験などで収穫したことがある人も多いのではないでしょうか。実はさつまいもは収穫後すぐに食べるより、少し時間をおいたほうが甘く美味しくなるんです。
野菜といえば誰もが収穫後すぐが新鮮で1番美味しい!というイメージをお持ちだと思いますが中にはさつまいものように収穫後時間が経った方が美味しくいただける場合もあるのです。
今回はさつまいもは収穫後すぐに食ベない方がいい理由と甘さを引き出す保存方法についてご紹介します。
収穫後すぐは甘くない?
収穫後すぐのさつまいもは甘さは少なくホクホクとした食感です。
さつまいものようにデンプンが多く含まれている野菜は時間が経つことによってデンプン質が糖分に変わり、甘さを引き出します。そのためさつまいもの収穫時期は8月から始まっていますが、お店に出回っている時期は2・3ヶ月貯蔵された後の10月からなんです。
また、自分で収穫した場合には1〜2週間待てば甘くなると言われています。
常温保存する方法
①収穫後すぐのさつまいもは2〜3日間直射日光の当たらないところで乾燥させる
②土のついているものは洗わずに新聞紙に包み冷暗所で保存する
③量がたくさんある場合は、新聞で包んだ後穴を開けた段ボールにまとめていれて保存しましょう
※さつまいもに土がついていた場合は洗ってはいけません。洗ってしまうと水分によって傷みやすくなってしまいます。もし土がたくさんついていた場合は水で流すのではなく、手で払うようにしてください。
冷蔵保存する方法
気温が20度以上の時や洗ってあるさつまいもを保存する時は、常温保存が向かないため冷蔵庫で保存することをおすすめします。
丸ごと保存する場合は、新聞紙に包んでその上からビニール袋に入れ野菜室で保存しましょう。
カットしたものはラップに包んで保存しますが、あまり日持ちしないため使う予定がなければ冷凍庫での保存をおすすめします。
冷凍保存する方法
冷凍保存をする際は、さつまいもをペースト状にして保存する・輪切りにして保存する・焼き芋にして保存するといったようにすぐに何かの料理に使える形で保存することがおすすめです。
保存袋に小分けにして冷凍保存することで料理の時短にもなるので便利です。
まとめ
今回はさつまいもの保存方法をご紹介しました。
さつまいもは収穫後少し時間を置くことで甘くなるので正しく保存して美味しくいただきましょう!!