河村たかし名古屋市長が歌手デビュー。「何をやってもしかられる」でもしかられるのか? #専門家のまとめ
河村たかし名古屋市長が歌手デビューを果たしました。曲は自ら作詞した『何をやってもしかられる』。お得意の自虐パフォーマンスを歌にした恰好ですが、その評判と反応は? 曲名の通り、歌を唄ってもしかられる(?)ことになるのでしょうか? 地元での反応や地元メディアの報道を中心にまとめます。
ココがポイント
エキスパートの補足・見解
市長在任中にまさかの歌手デビュー。金メダルをかじっては大バッシングを受け、肝いりの名古屋城木造化計画は遅々として進まず、その説明会での差別発言問題への対応にも非難が集まるなど、何かと物議を醸す市長の言動には慣れっこの名古屋人もこれにはびっくり! しかし、SNSでの反応を見ると、予想通り「しかる」(=苦言を呈す)人が多い一方、面白がる声もある程度聞こえてくることは確かです。
曲のタイトルに「なにをやってもしかられる」とつけるほどですから、反対意見が少なからずあることは当然、想定内なのでしょう。河野太郎デジタル大臣への反論が、歌手デビューの話題とセットになることで注目度が高まったのは事実で、批判も受け止めつつ結果的に注目を集めるという河村流炎上商法のひとつといえるかもしれません。ともあれ、公務でしっかり成果をあげて注目を集めてくれよ、というのが市民の偽らざる本音でしょう。
実は筆者も歌手デビューについてインタビュー取材を申し込んだのですが、窓口は市ではなく市長の個人事務所へと回され、結局連絡がないまま。公務であるにもかかわらず窓口が市ではなかったことに疑問を感じた・・・というエピソードもつけ加えておきます。