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「あ、上白糖がない」←「何で代用できる?」料理人の回答に…『早く教えて欲しかった!!』

こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!

皆さんはお家にどんな種類の調味料を常備してますか?

普段あまり料理をしない方でも、「醤油」「塩」「砂糖」「料理酒」「みりん」は置いてあるのではないでしょうか。今回はこの5つの調味料の中で「砂糖」について皆さんに料理で役立つ知識を授けたいと思います。

皆さんは“料理に使う砂糖”と言われると…何を思い浮かべますか?砂糖には様々な種類があります。簡単に例をいくつか挙げると…

・上白糖・三温糖・グラニュー糖・黒糖・氷砂糖・きび砂糖

自分は小さいとき、氷砂糖をボリボリ食べてました(笑)

おそらく、皆さんにとって馴染みがあるのは「上白糖」「グラニュー糖」ではないでしょうか?料理の際に使う砂糖としては「上白糖」、お菓子作りに使う砂糖としては「グラニュー糖」が思い浮かびますよね。

「料理の砂糖=上白糖」ですが、料理が好きでよく作る方にはこんな試練が降りかかります。料理中に『あ、上白糖が足りないよぉ〜!』や『あ、切らしたぁー!』といった試練が。

この絶望的な状況に我々はただ傍観することしか出来ないのでしょうか。料理を作る前に気が付けば、買いに行けば良いのですが…料理を作っている最中だともう手遅れなのでしょうか。

答えはNOです!!今回は私が皆さんに救いの手を差し伸べたいと思います。料理が好きな方は最後までお付き合いくださいませ!

今回の目次

  1. グラニュー糖
  2. 大さじ1が異なる!
  3. もう2つある
  4. まとめ

グラニュー糖

上白糖の代わりに「グラニュー糖」を使うことは出来るのでしょうか?

結論から言うと…可能です!

まず、グラニュー糖は「サッパリとした甘さ」が特徴的です。

これは素材の香りや風味を活かしたい時にオススメで、例えば…コーヒや紅茶にグラニュー糖を入れれば、邪魔されることなく香りや茶葉の香りを楽しむ事が出来ますが、料理に使うとコクが足りず、どうしても物足りなさを感じます。

しかし、料理中にこんな事は言ってられません。グラニュー糖があるなら、代用して下さい!!しかし、これをあくまで応急処置なので常用しないで下さいね!

大さじ1が異なる!

上白糖をグラニュー糖で代用する際に1つだけ注意点があります。それは…「大さじ1が異なる」ことです。

・上白糖/大さじ1=9g
・グラニュー糖/大さじ1=12g

と同じ大さじ1でもgが変わります。そして、インターネット上にあるほとんどの料理レシピに記載されている「砂糖」というのは「上白糖」のことを示しています。そのため、自分で計算し直す必要があります。

もう2つある

上白糖の代わりに使えるものは、グラニュー糖以外にもう2つあります。

1つ目が「みりん」です。

皆さん、みりんを舐めたことはありませんか?

米や米麹を熟成させて作ったみりんは、料理の甘みを引き出してくれます。しかしながら、みりんの甘さは、砂糖の甘さとは質が異なります。また、入れる量も先ほどのグラニュー糖と同様異なります。砂糖大さじ1と同じぐらいの甘さの目安としては、 みりん大さじ1.5杯必要です。つまり…

「砂糖(上白糖)大さじ1:みりん大さじ1.5」

2つ目は「はちみつ」です。

はちみつは意外にも使い道が少なく、家にずっと置いたままになっている方もいるのではないでしょうか。そんな方はぜひ、ハチミツを使って下さい!

そして、はちみつを使う際にも注意点が1つあります、それは、糖度の違い。ハチミツは砂糖よりも甘みを強く感じます。そのため代用する際は、砂糖の7割ほどの分量ではちみつを使うようにして下さい!

「砂糖(上白糖)大さじ1:はちみつ大さじ0.7」

まとめ

  • 上白糖の代用品は3つある
  • ①グラニュー糖 ②みりん ③はちみつ
  • 「上白糖/大さじ1=9g」「グラニュー糖/大さじ1=12g」
  • 「砂糖(上白糖)大さじ1:みりん大さじ1.5」
  • 「砂糖(上白糖)大さじ1:はちみつ大さじ0.7」

【もっと学びたい人へ】
アスパラはメスを買うべき理由」を「X」で分かりやすく解説しているので良かったら、見てみて下さい!

最後まで、ご愛読ありがとうございます。
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料理人の視点から、日々の食卓に役立つ「コツ」や「食材の扱い方」をお届けしています。旬の食材を無駄なく美味しく使い切るアイデアや、プロならではの保存方法など、皆さんのキッチンで活用できる情報をわかりやすく解説!【保有資格】調理師免許(国家資格)・食品技術管理専門士・フードコーディネーター

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