50代・60代 健康の為に続けたい運動習慣 これから突入する梅雨の季節も楽しく乗り切る2つのコツ
今年の梅雨入りは全国的に例年より大幅に遅くなっていますが、それでも各地で梅雨入りする予報となりました。
これから数週間は、ジメジメと蒸し蒸しの日々が続くのかと思うと気分が下がりますが、日本に住んでいれば、梅雨は毎年必ずやってくるので避けようがありません。
50代・60代となり、健康のためにウォーキングなどの運動習慣を始められている方や、これから始めようと思っている方も多い中で、梅雨の季節では思うように運動が出来なくなるのではないかとテンションが下がってしまう事もあるのではないでしょうか。
若い頃では少しの雨でも運動を続けようと考えるものですが、50代・60代の年齢になってくると、体力も運動能力も若い頃と同じではなくなってきます。
そして、体力や筋力増強が主な目的であった若い頃と違い、私たちの年代では健康の保持増進や生活習慣病の予防や対策が目的となります。
生活の中で適度な運動を続ける事は、これから先にやってくる人生を、自分らしく楽しみながら暮らすことが出来る体を手に入れるために必要なことの1つかもしれません。
梅雨の季節は運動シーズン?
曇り空でも日焼け止め対策を忘れずに
毎日続く曇り空には、確かにテンションが下がります。しかし、梅雨の季節で曇り空が広がっているからこそ、直射日光を避けることが出来ます。
私たちの年齢において、即刻シミとなってしまう紫外線による日焼けは大きな問題。梅雨の季節に降り注ぐ紫外線量は、一年の中では真夏の次に強いと言われていますが、曇りであれば、晴天と比べて地上に届く紫外線量は30%から80%とあります。
曇り空であっても日焼け止めは欠かせませんが、これから暑くなる季節を控えている梅雨の曇り空は運動には適しているとも言えます。
梅雨のダルさには運動習慣
曇り空が続く梅雨の季節には、湿度が高く蒸し暑い日もあれば梅雨寒と言われる肌寒い日もあります。
このような気温の変化は体にとってストレスとなり自律神経に影響すると言われ、だるさなどの体調不良を感じる事もあります。それに加えて50代・60代では精神的なストレスであったり、身体にはホルモン分泌の影響があったりと、何かと自律神経に影響がある年代でもあります。
食事や睡眠などの生活習慣を見直すのも大切ですが、外に出てウォーキング等の軽い運動をすることは自律神経を整えるためにも効果的です。
梅雨の季節でも曇り空と相談して、雨が降っていなければ運動日和。梅雨の季節ならではの運動を楽しみたいです。
曇り空でもお出かけウォーキングを楽しむ
出かける日は青空が良い!
誰もがそう思いますし、私も青空が大好きです。しかし、梅雨の季節ではタイミングよく青空の日に出かけられる日は少なくなります。
お天気が悪い日のお出かけは難題でもありますが、梅雨の季節だけはどうしようもない。
では、発想を転換させて梅雨を楽しむ。
梅雨の季節には、遠出をしないで森林浴。新緑の葉が生い茂る緑の森の中へ出かけてみる。
生い茂る新緑の葉は、梅雨の季節には雨できれいに洗い流されて、より一層緑が鮮やかに見えます。そして、木々や葉っぱの緑の匂いに包まれて、土の匂いを感じ、耳には聞こえてくるのは心地よい鳥の鳴き声と、穏やかな風に吹かれる木の葉の音。
流れる川沿いにウォーキングをすれば、川には鯉が気持ちよさそうに泳いでいたり、サギがお散歩していたり、カモが羽を休めていたり。
曇り空が広がる季節でも、自然の中で暮らしている動物たちの姿を発見しながらウォーキングを楽しむのも、この季節の楽しみ方の1つかもしれません。