この日のランチは『は満長 本店』です。

お店は道北最大の歓楽街「３・６街（サンロク街）」のど真ん中、3条通6丁目の交差点の角にあります。

深夜まで営業しているので、若い頃にはお酒を呑んだ後に、ここで蕎麦を頂きながら運転代行が来るのを待ったものです。

『は満長 本店』は昭和4（1929）年創業の旭川を代表する老舗のおそば屋さん。

本店の他に、6条通10丁目の「六条支店」と春光1条9丁目（旧末広6条10丁目）の「末広店」があります。

かつては8条通7丁目に「八条はま長」もありましたが、平成27（2015）年に閉店。この「八条はま長」が、昭和11（1936）年に旭川で初めてラーメンを提供したお店という説があります。（旭川ラーメンの発祥については諸説あり）

『は満長 本店』のお品書きにも、ラーメンがあり昼も夜も人気です。

限定5食の「昔ながらのそばやのカレーライス＆そばセット」なる超気になるメニューもありましたが、今回は「わかめラーメン」を注文しました。

『は満長 本店』のラーメンを頂くのは4年ぶり。普段ほとんど車で移動しているので、駐車場がないお店は足が遠のいてしまいがちですね。

お蕎麦のつゆを思わせるような、出汁の旨味と甘みを感じる和風のスープ。

この優しい味わいが、昔懐かしいと感じさせますね。

筆者は、夜にお酒を呑みに出かけることは無くなりましたが、締めの1杯にピッタリの味です。

塩分の摂り過ぎに気をつけて、スープは飲み過ぎないようにしているのですが、あまりのおいしさに完ツユ寸前。

『は満長 本店』のラーメンを、まだ食べたことが無い方は、「３・６街（サンロク街）」で飲んだ後に、ぜひ食べてみてください。