【わけあって絶滅しました。展】”デコりすぎて絶滅”した生き物がいるってホント?
はらぺこライターの旅人間です。
異常な猛暑にコロナの感染拡大…。この夏もまたステイホームか。いやいや、せっかくの夏休み、子供たちをどこかに連れていてあげたい。
子供が喜びそうなトコロはないだろうか?そんな方にオススメしたいのが、『わけあって絶滅しました。展』です。
もちろん子供だけでなく、大人も笑って学べて面白いですよ。
累計発行部数90万部突破のベストセラー
これは”驚きの理由で絶滅した動物たちの絶滅理由” を語る大人気図鑑『わけあって絶滅しました。』の展覧会です。
「この本、知ってるよ」って方は特におすすめです。
とにかく絶滅理由が面白い!
例えば、「デコりすぎて絶滅」したという生物がいたらしい。
「ナニその理由?」って笑っちゃいますね。
その絶滅した生物の名はオパビニア。
体長は5センチ。カンブリア紀中期、生息地はカナダ・中国の海底を歩いていたよう。
学会で発表されると多くの生物学者の間で「ありえない」と爆笑に包まれたというが、その姿は5つの目はキノコのようで、ゾウの様な長い鼻に見えるホースのような腕、カニのようなハサミもある。他にもヒレやエラ、イボのような小さな足も。
なるほど、色々とデコり過ぎたようです。
こちらは「歯が弱くて絶滅」したアノマロカリス。
「歯が抜けなくて絶滅」した生物も…
そして、面白いのが「歯が鉄火巻きみたいで絶滅」…
こちらは「こんがらがって絶滅」…
その一方で「まっすぐすぎて絶滅」したモノも…。
約5億年前~現代まで、「絶滅した動物」だけでなく、「絶滅しそうな動物」も含めて約400点の展示が並んでいます。
大人気図鑑の『わけあって絶滅しました。』といえば、絶滅した生き物たちが、自らの絶滅理由を面白おかしく語っているのが特徴です。
そんな図鑑の世界から飛び出して、絶滅動物の骨格標本や化石を展示されているのが、今回の『わけあって絶滅しました。展』となります。
「そんな理由で絶滅したの?」
って突っ込みたくなりますが、イラストや文字を飛び越え、化石などの展示を見ながら絶滅理由を知るとリアルで親近感が沸いてきます。
思わず面白く笑ってしまう場面が沢山ありますが、どこか切なさも残る。笑って、学んで、考えさせられます。
2022年の夏は『わけあって絶滅しました。展』がおすすめです!
『わけあって絶滅しました。展』
会期:2022年7月22日(金)~9月4日(日)
※会期中無休
開館時間:9時30分~16時30分(最終入場:16時まで)
会 場:大阪南港ATCホール (大阪市住之江区南港北2丁目1-10)
入場料:大人1800円、3歳~中学生900円
公式ホームページ(外部リンク)
公式Instagram(外部リンク)
会場地図(外部リンク)
取材協力:『わけあって絶滅しました。展』事務局さま