【大阪市・中之島】ええっ!?こんなネタがおでんに!?五感で楽しむ創作おでん
どうも日高ケータです。
10年に1度の寒波が到来!
ということで、温かいものを急激に摂取したくなり、
以前からチェックしていた「食卓堂」さんへ。
京阪電車中之島駅から徒歩5分、大阪メトロ阿波座駅からは徒歩8分。
こちらは四ツ橋にある人気店から独立した店主さんが営むお店。
のれんにも書かれている通り、おでん、定食、お酒が楽しめますが、ちょっとほかでは食べられないメニュー構成となっております。
少し見にくいかもしれませんが、“名物おでん”や“おでん”の欄をチェックしてください。
!?
「ぽてさら」「だし巻き」……。
なーんそれ!?
「おでんにせんでもよろしいやん!」というメニューが多々あります。
コンクリート打ちっ放しの店内にセンス良く花々が飾られ、アットホームな雰囲気。
カウンター中心ですが、店内奥にテーブル席、さらに奥にはテラス席もありました。
この日はたまたま店主さんの子どもが誕生日ということで、さらに温かい雰囲気に包まれていました。
しかし良く見てほしいのが、店内写真の右上にあるおでんのお品書き。
「えびまよ」「らあめん」なんてものも。
店主さんはおでん屋での修行経験がないらしく、独学で今のスタイルを確立したのだとか。
だからこそ独創性豊かなおでんを生み出せるのかもしれません。
ドキドキしている間に本日のお通し(突き出し)が登場。
「いいヒラメが入ったんで」とシェフが出してくれたのはお寿司。
醤油受けが魚の形になっているのも何気にかわいい。
ヒラメもモチっとしていて美味ですが、口の中に入った途端ふわ〜っとほどけるシャリも絶品です。
本当におでん屋ですか?
冷たいおでん ぽてさら800円。
「おでんじゃないやん!」と突っ込まれた紳士淑女の皆さま。食べたらわかります。
おでんの半熟玉子とジャガイモで、自家製タルタルソースを挟んだ一品は、混ぜて食べると確かにおでんの優しいダシの味わいが広がります。
おでんとしても、ポテトサラダとしても食べたことのない新感覚! なひと皿。
このお店がどういうお店か、だいたいわかってきたでしょ?
だいこんやたまご、ちくわといった普通のおでんはありません。
気になっていた、えびまよ(値段失念)!
揚げてないんです。えびしんじょうに自家製オランデーズソースがたっぷり、さらにとびっこをアクセントに。
おでんダシにオランデーズソースって合うんですね。
新発見!
自家製おぼろ豆腐600円。
柔らかくクリーミーな食感のおぼろ豆腐で、驚きっぱなしの舌と心を落ち着かせます。
とろろ昆布もいい仕事してます。
とり天ぶっかけ800円(左)、
とろとろ豚なんこつ3個600円(右)。
サックサクの衣に包まれたとり天はジューシーで、噛むほどに広がるダシの優しい風味もクセになります。
4時間ほどグツグツ炊かれた豚なんこつは、もはや歯がいらないんじゃないかというほどトロトロです。コラーゲンたっぷり。
踊るだし巻き1,100円。
これは動画で上げられないのが悔しいメニュー。
グツグツと沸き立つだし巻きは圧感のひと言で、食べるとダシがジュワ〜ッと染み出してきてたまりません。
かなり大きいので、3人で食べて丁度いいといった塩梅。
おじや(たまごとじ)1、100円。
これは動画で上げられないのが悔しいメニューその2。
目の前で卵とじにしてくれまして、お米が黄金色に染まっていく様子はヨダレが止まりません。
ダシをたっぷりと吸ったおじやのおいしさは言わずもがな。心も体もあったまります。
玉吸300円。
卵と優しいダシ椀ものでシメ。
(ちなみに私は「たますい」とオーダーして恥をかきました。「ぎょくすい」ですよ皆さん)
出てくるもの出てくるもの全てに驚かされたので、いつもよりもたくさん食べて楽しませていただきました。
ほとんどのメニューが2人分ほどの量になっているので、シェアしていろいろ食べてみるのがおすすめです。
お酒もビールにハイボール、たくさんの日本酒や洋酒も置いているので、
気軽に聞いてみましょう。
ディナーは要予約のコースもあるほか、
ランチの定食も華やかで人気ですよ。
ごちそうさまでした!
食卓堂
住所/大阪市西区土佐堀3-1-139
電話/06-6441-1339
営業時間/11:00〜14:00。17:00〜22:00ごろ
定休日/なし
席数/15席ほど
交通/京阪電車中之島駅から徒歩5分、大阪メトロ阿波座駅から徒歩8分