【横浜市青葉区】「旅する八百屋さん」が手掛ける野菜の絶品アイスクリーム。土日は1周年祭開催!
田園都市線 藤が丘駅から徒歩10分。青葉区梅ヶ丘の住宅街に、圧倒的な存在感を放つレンガ造りの建物が佇んでいます。
藤の木が藤棚を突き抜け、天に伸びた様が生命力に満ち溢れているこちらの店舗。実は、八百屋さんです。
お店のコンセプトは「旅する八百屋」
自然栽培を中心とした野菜を販売している青果店「青果ミコト屋」。
2月下旬のこの日は、柑橘類をはじめ全国から取り寄せたさまざまな種類の野菜や果物が並んでいました。
全国を旅しながら野菜を仕入れ、「KIKI natural Ice cream」の屋号で、フードロスに配慮したオリジナルのアイスクリーム等も販売されています。
規格外野菜がアイスクリームへ、ポップに大変身!
アイスクリームの原材料は、規格外で通常の出荷ができない野菜や果物など「日の目を見ることができなかった」農産物が主役です。
どんな味なの?!と思わずにはいられない、オリジナリティ溢れたフレーバーが10種類も!
この段階で、アイスクリームのビジュアルはあえて非公開されているのだそう。
商品カードの説明と、スタッフさんとの会話を頼りに想像を膨らませながら、ほぼ直感でオーダーします。
何だろう、この冒険感。わくわく感。
私(と夫と子ども)が選んだのは、こちらのアイスクリームです。
ごぼう
口にいれた瞬間広がるのは、ごぼうの、大地の、力強い香り。
オーブンでじっくりローストしているためごぼうの香りが際立っていているのです。
フワッと空気をはらんだ繊細な口溶けの中に、ごぼうの「ジャクッ」とした繊維を感じるアイスクリーム。すっかり魅了されてしまいました。
焼き芋ミルク
石焼きで時間をかけて焼いたお芋のねっとりした質感と香ばしさそのまま、舌触り滑らかなアイスクリーム。
ところどころお芋の皮が入っているのが見えますでしょうか?
素材を余すところなく食べるという価値観がミコト屋さんらしい。
緑茶ときどきエスプレッソ・カカオマスとカカオニブ
緑茶のほろ苦さが春らしい「緑茶ときどきエスプレッソ」と、さっぱりしながらもカカオをしっかり感じられる「カカオマスとカカオオニブ」。
贅沢な2スクープにグルテンフリーのオリジナルヴィーガンコーンを乗せて。
コーンには、原材料になっている「ぬか」や「きな粉」まで自然栽培されたものが使用されています。コーンまでぬかりなく滋味深い味わいに感動。
2スクープでも軽やかに完食することができるミコト屋さんのアイスのポテンシャルは底知れない。
3スクープもペロっといけるんじゃなかろうか...。
その時期毎に細やかに種類が変わるフレーバーから目が離せません。
規格外のため廃棄されるかもしれなかった野菜や果物に込められるのは、愛情と工夫。
ミコト屋さんの魔法のような手にかかりみんなに愛されるアイスクリームに生まれ変わって、生産者の方もさぞ嬉しい事でしょう…!
光が差し込むイートインスペースでゆっくり味わうことができました。
アイスクリーム詳細
1スクープ 480円(税込)
2スクープ 700円(税込)
3スクープ 880円(税込)
子ども用のキッズスクープ 250円(税込)
自家製コーンはプラス100円(税込)
※アイスの種類によってプラス料金有
2月26(土)・27(日)ミコトヤハウス1周年祭開催
さて、今週末は「ミコトヤハウス」誕生1周年を記念したイベントが開催されます。
〈ミコトヤハウス1周年祭〉
2/26(土)
・ties ミコト屋生産者の食材を取り入れた幕の内弁当の販売(要予約)
・food circus ドーナツ販売(アイス乗せも可!)
・食堂POCO 台湾料理の販売
2/27(日)
・ミコト屋名物「パッタイ」の副菜付きプレート
2日間通し
・マイカップ持参の方に生搾りシトラスジュースをサービス
・KIKI natural Ice cream からは2日限定のスペシャルデザートプレートを提供(要予約・各日30食限定)
※フード提供は11:00〜なくなり次第終了
※ミコトヤハウスの営業は10:00~18:00
フードメニューも充実した周年祭では、マイ皿やカトラリーを持参して、気持ち良く楽しみたいですね。
また、全国各地から春野菜もたくさん入荷されるそうですよ!
詳細はミコト屋さんのInstagramやFacebookでご確認くださいね。
なお、お店の前には駐車スペースが2台分ありますが、当日は混雑が予想されるので、公共の交通機関でご来店されることをおすすめします。
藤が丘駅や青葉台から歩いて10分ちょっと。
今週末は気温も上がりそうなので、気持ちの良いお散歩になりそうです。